近衛は弱いね | 観ザル、喰わザル、行かザルの記

観ザル、喰わザル、行かザルの記

この年になってのあれやこれや、見聞き食べ行きなどのことを徒然書き散らしてみるブログ

敗戦後、戦犯指名を恐れて、

元首相、近衛文麿が服毒自殺を

遂げたと聞いて、

昭和天皇が述べられた言葉。



観ザル、喰わザル、行かザルの記




開戦時首相の東条はピストル自殺未遂、

元参謀総長杉山はピストル自殺、

こいつら、戦争始めるときは

天皇陛下の威光を騙ったくせに

敗けたら、陛下に累の及ぶ危惧をも顧みずに、

とっとと自分等だけ格好つけようとしたのだ。



死んで済むことと、済まないことがあるのに、

卑しくも一国の舵取りをしていた人間が、

揃いも揃って口を拭おうなんて…。

また下を見れば、

陸軍省では、敗戦が決定的になったとき

戦犯裁判で不利な証拠書類になるのを恐れて

連日、機密文書が燃やされていたという。





結局、自分たちのやりたいことだけやって、

後は野となれ…、だったんだ。

聖戦なんて、大嘘の大嘘。







今の日本の閉塞状況について、

あっちでもこっちでも

どうたらこうたら言っているが、

答えが出るわけがない、

こうやって、人類史上最悪の出来事についてですら、

まともな検証も反省もされていないのだから。



GHQの戦犯裁判だって、

満足な検証がされたとは、およそ言い難い。





この国は、明治以降、

ビシッと一本の通った筋道を立てないまま、

戦争に明け暮れたり、経済繁栄に浮かれて

ここまで来てしまった。

そして、経済が下降すると、そのなおざりにしてきた

弊害をもろに味わわざるを得ない状況に

追い込まれているってのが、

今日の日本の状況なんだろう。



建物で言えば、泥縄のビフォアアフターみたいな、

隣地占有や継ぎ足しの建て増しを繰り返して、

にっちもさっちも行かなくなって

土台から崩壊の危機って局面。









根本治療をするには、

この国が狂いだした、昭和前期あたりを

掘り起こしてみる必要があるのだろう。





そんなことを考えていて、

一人知らずにいてはいけない人物が出てきた。



石原莞爾。

この人物の立ち居振る舞いが

当時のこの国を良くも悪くも引きずったという印象がある。



ドイツだったら、ヒトラーという強烈な頂点が有った、

それが日本にはなかった、

だから決定的な検証ができない。



昭和史が不可解極まりないのは、

太さに差がない糸の混んがり合いだからだ。