池袋は東武デパート、「四川飯店」。
陳さんのお店の支店。
時間的に後ろが決まってたし、最初からここに来ようと
狙いを定めていたわけでもなかったので、
あっさりと、コース料理をチョイス。
陳麻婆豆腐は含まれてはなかったのだが、
コースの麻婆茄子でも十分美味しかった。
ここのお店、こんなに薄味だったっけ?
っていうのが感想。繊細なクォリティ。
鶏肉の柚子胡椒炒めやら、海老の変わりゴロモ揚げ、
かに玉子とか、前菜とデザート別で5品。
リーゾナブルなわりにボリュームは十分。
柚子胡椒は柚子の皮を摩り下ろしてあるのだろう、
香りの良さと視覚的な良さが増幅されていたり、
かに玉子は、具のシイタケやタケノコに、
歯ざわりの良さを残しつつ、これ以上厚く切ると、
くどさが残るなっていうぎりぎりのところでとどめてある
絶妙な包丁仕事。
それに加えて、
調理法は推測はつくものの、味付けは分析不能。
素材そのものが味を出しているのか、
素材を活かすような調味料の使い方をしているからなのかが、
判断つかない。
そうか、以前来たときに食べた陳麻婆豆腐の印象が
かなり強烈だったために、料理全体の印象が
自分の中でそうなってしまっていたのだろう。
点心の3種焼売なんてオーソドックスなものにまで、
その絶妙さはしっかりと発揮されている。
丁度 日没時だったので、支配人が14階の窓から見る
夕陽の美しさを、ブラインドを揚げつつ話してくれたり、
そういうことだって演出とはいえ、
印象という味覚にも通ずる感覚の一環だとは思う。
暖簾の力って、偉大だなとちょっと感心。
