先日主人の祖母が他界致しました
結婚後しばらくしてコロナが流行り
持病をお持ちだったのでほとんどお会いすることがありませんできたが
安らかにお眠り頂きたいと思います
年末年始ということもあり
お祝い事が続く時期なので
喪中期間に避けた方が良いことを
調べてみました📝
年賀状を送らないのは頭にあったのですが
母から神社参拝を避けるように言われて
ハッとしたので

結論を言えば
喪中期間であれば「基本的には」
神社を参拝しても問題なさそうです
喪中だからといってあらゆることを慎む必要はないのですね

しかし
「基本的には」という言葉がある通り
すべての喪中期間で神社への参拝が推奨されるわけではありません
喪中と似ている言葉に「忌中(きちゅう)」という言葉があり
この「忌中期間」が喪中期間に被っていなければ参拝可能ということみたいです

では喪中の期間とは?
喪中の期間としては
「一周忌まで」という認識が一般的ですが
喪中はあくまでも
「ご遺族が悲しみから立ち直るための期間」という認識で
問題なく遺族が早い段階で
悲しみから立ち直ることができれば
前向きに生きるために
早めに通常通りの生活に戻ってもよく
その逆も然りのようです

一方で忌中(きちゅう)とは
「故人が亡くなった直後は故人を偲んで喪に服す」という考え方を指します
では忌中の期間とは?
喪中の期間はおよそ1年間でしたが
忌中はもう少し厳格に定められており
「四十九日までの間」であることが一般的です
かつては故人との関係性によって
忌中の期間が異っていたようですが
現在では基本的に四十九日と考えられており
この四十九日が過ぎると「忌明け」となります
忌中の目的は
「故人を偲び行動を慎むことで死の穢(けが)れが他者へ移らないようにする」
というものなので
喪中よりもきちんと期間を区切ることが
慣習となっています
この穢れは一般的な「汚れ」ではなく
「気枯れ」とも書き
大切な方を亡くして気持ちが喪失している状態を表現しています
忌中には、このような落ち込んだ状態で他者へ接触するのを避ける目的もあるのです
ただし、これはあくまでも「神道」に関する考え方に限られます

仏教には「死=穢れ」という考え方は
ありませんので
神道ほどは厳しく忌中の行動を
制限されていない側面もあります
そのため 忌中・喪中を問わず
お寺の参詣は可能です

なのでどうしても
厄払いをしたいとお考えの方は
お寺で厄払いをしても特に問題ありません
また忌中が明ければ
神社に立ち入るのも可能になるので
どうしてもこの神社で!というのがあれば
忌中明け後の喪中期間に行きましょう

他にも喪中期間に避けておくことはこちら

●年賀状を出す
喪中の間は新年の挨拶を控えるというのが
慣例ですので新年は年賀状だけでなく
飲み会など盛大にお祝いするような行事も
控えましょう
●お正月の飾り物を飾る
門松などの飾り物は玄関に飾るため
外部の方からも見えてしまいますので
ご不幸があったことを知っている近所の方から
すると慎ましく行動しているのか疑問に思われる
かもしれませんのでお正月の飾り物は
避けましょう
お雑煮やおせちなどの正月料理も
本来は控えるべきと言われていますが
豪華すぎないように盛り付けるなどの
工夫をして食べることもあるそうなので
今年はうちも早めにおせちを
注文してしまったので

盛り付けを工夫して食べようと思います

●お年玉を渡す
お年玉も新年を祝う意味があるため
基本的には控えた方が良いそうです
とはいえ
子供からすると毎年の楽しみが
消えてしまいますし
渡す側としても残念がらせたくはないと思います
そのため、お年玉ではなく
「お小遣い」や「文房具代」などのように
名前を変えて渡すと良いいですね

ただし、ポチ袋に入れるのは避けた方が無難です
●新年の挨拶をする
喪中の間は
「あけましておめでとうございます」などの
新年の挨拶に用いられる言葉などを
述べるのも控えた方がよく
相手が喪中であることを把握している方も
こうした言葉をかけるべきではありませんので
基本的には
「今年もよろしくお願いします」程度
で済ませるのが無難です
●結婚式などのお祝い事を行う
結婚式のような盛大なお祝い事は
なるべく喪中の期間を過ぎてから行います
主催者側では事前に準備しており
喪中期間であっても忌明けを迎えていれば行う
ケースもありますので
いずれにしても両家で話し合うことが大切です
また参加者側でも
きちんと「喪中のため欠席する」という旨を
伝えましょう
ただしこの場合も
すでに出席連絡をした後であったり
是非来て欲しいと言われていることも
あると思いますので
その際は、主催者と相談した上で
どうするかを決めると良いですよ

喪中は大切な方が亡くなった悲しみから立ち直るために必要な期間です
そのため、故人への弔いの気持ちを示すためにある程度は行動を慎ましくする必要があります
とはいえ、あらゆることを我慢しなければいけないというわけではありませんので
あまり大きなお祝い事は控えつつ
徐々に日常の生活を取り戻して行く
という意識を持っておくことが何よりも大切なのなのですね
