こんにちは!はちどり裕子です。

 

ハンドメイド品の販売方法はいろいろです。

 

イベント、

オンラインマーケットに出品、

自分のネットのお店で販売、

リアル店舗を持っている人も

いるのかな?

そして、

委託販売や卸販売。

 

その中でも今日は

委託販売卸販売について

考えてみましょう。

 

作品が売れてくると、

雑貨屋さんやデパートから

 

「あなたの商品を扱いたいのですが」

 

という話が舞い込んできたりします。

 

こんなこと言われると

うれしいですよね。

憧れのお店だったりしたら

なおさらです。

舞い上がって

小躍りしちゃうかもしれませんよね。

(わたしだけ?)

 

けれど、大喜びするのは

まだ早い。

 

確認すべきことがいろいろあります。

 

確認すべきことってなに?


 

最低限、

以下のことは確認しておきましょう

 

まずは掛け率

何割のマージンなのか。

これ確認しないで

委託やら卸販売しようって人は

いないとは思うけれど(笑)。

 

あとは、

 

支払日

支払方法

振込なら振込手数料はどちらもちなのか

 

遠方のお店なら送料はどちらもちなのか

返送の場合はどうなるのか

 

万引き、破損、汚れなどが生じた場合、

その補償はどうなるのか

 

トラブルが起きた場合、

対応はだれがどのようにするのか

 

などなど。

 

どうです?どれもなかなか

聞きにくいこと

ばかりでしょう

 

そうなんですよ。

確認すべきことってとっても聞きにくい。

で、

聞きにくいことこそが

優先順位、重要性が高いことなんです。

 

ま、ざっくり言うと

みんなお金がらみのことですよね。

 

お金のことをとやかく言うのって

汚い、潔くないなんて考える人は

沢山います。が、

 

お金にきれいも汚いもありません。

 

きれいに使うか

汚く使うかが

あるだけです。

 

夫婦でもそうですが、

お金のことを

最初にきちんと決めておかないと

あとで不満やいざこざの原因に

なりかねません。

 

愛があるから大丈夫だよね?

 

答え:大丈夫じゃありません。

 

愛が大事だからこそ、

お金の取り決めは

きちんとしておくべきなのです。

 

夫婦間もハンドメイドのお取引も

どっちもいっしょだよ~。

(今日も経験者は語るよ~♪)

 

はちどり裕子は

その昔、デパート出店のお話をいただき、

掛け率だけを聞き、

あとはなんにも確認しないで(←サイテー)

有頂天で出品しました。

 

そしたら、万引きかなにかで

商品紛失分があったのですが、

「レジを通っていないから」ということで

その分は支払っていただけませんでした。

 

デパートの慣習的には

そういうものなのかもしれません。

 

けれど、釈然としない思いは残りました。

 

そのうえ、オーダー分の支払いを

いつまでたってもしてもらえず、

結局わたしの口座に振り込まれたのは

半年が過ぎてからでした。

 

このとき、わたしは、

自分の無知さ加減と詰めの甘さを

イヤというほど思い知りました。

 

確認は大事!

確認し、納得したうえで出品しないと

せっかくのご縁も恨みつらみで

終わりかねません。

 

その他に。

 

雑貨店ではちどりの布ぞうりを

取り扱っていただいたこともありました。

 

けれど、締日や支払日を

きちんと確認しないで(←バカすぎ)

なぁなぁでお取引を始めたばっかりに

「いったいいつになったら

売れた分を支払ってくれるんだろう?」

という思いに

常に苛まれてしまうことになりました。

 

そのお店のオーナーとは

お友達のようにお付き合いして

いたんです。

けれど、最終的には、

その人間関係もダメになりました。

 

いい人そうだから、

いま、こんなにいい関係だから、

大丈夫だろう。

 

こんな希望的観測は

ビジネスの上ではとても危険です。

 

いい関係だからこそ

ビジネスの話は

きっちり詰めておくべきなのです。

 

逆に言うと、

お金関係のことを

きちんと答えてくれないところは、

このさき、危ういです。

わたしなら取引しません。

 

たとえ、どんなに有名店であろうとも

どんなに一見、

感じのいいオーナーだろうとも、です。

 

断っておきますが、

今回のお話は

委託販売、卸販売を

否定するものではないです。

 

ただし、安直に手を出すと

痛い目に合うからね、

というお話でした。

 

はちどり裕子とおなじ轍を

みんなは踏まないでね~。

 

では今日もよい一日を!

 

はちどり裕子でした。

 

端切れをグラデーションで編んだ布ぞうり、

下の写真のように仕上がったわ。

材料は使いよう。

いつでもどんな状況でも

材料とは新鮮な気持ちで向き合いたいよね。

 

 

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