こんにちは!はちどり裕子です。
自分は不器用だから、と
嘆く方もいらっしゃると思います。
が、
もし、人になにか教える立場になるなら
(たとえば、わたしたちなら
ワークショップの講師とかね)
不器用からスタートした人の方が
最終的には手にするものが多いです。
というのも、
器用な人は
労ぜずできてしまうので、
人がつまづくポイントがわからない。
はちどり裕子は
某アパレルショップで
アルバイトしていたことがあります。
名前を聞けば、だれもが、
「あぁ、あそこね」
というビッグ企業でしたが、
その会社は、早さがウリでした。
なんでも早くないとダメなのね。
レジしかり、商品の畳みしかり。
で、はちどり裕子は
商品の畳みが超苦手で
いったいどうしたら早くできるのか、
早く出来る先輩に聞いてみたんですよ。
そしたらかえってきた答えが
「えー。慣れるしかないと思うけど」
でした。
そんなクソの役にもたたん答えなら
聞くだけ無駄だったわ!
が、その時のわたしの感想です。
わたしが欲しかったのは、
ちょっとしたコツです。
「ここをこう押さえていたら
ずり落ちないで
立ったままでもうまく畳めるよ」
とか、
そういうちょっとしたコツね、コツ!
そういうことを伝えられる人が
ものを教える上で
価値ある人だと
はちどり裕子は思います。
「慣れるしかない」
なんて言われて
助けになると思う?
ちなみに、人に
技術や仕事を教えるときに
「ぜったいに
相手にさせてはいけないこと」
があります。
それは、「絶望」
せっかくなんで、ここで、
もっとも簡単に
教わる人を絶望させられる
効果的な言葉の使い方の一例を
記しておきましょう。
例)
新人スタッフA子:
「うわー、このアレンジ素敵ですね。
どうやったらこんな素敵なのが
作れるようになるんですか?」
ベテランB男:
「それは、
もって生まれた
センスだよ」
もって生まれたセンス
=後天的には獲得できない
「お前にはムリだよ」って
言われているような気がしませんか?
これ、わたしが花屋時代に
実際に先輩から
言われた言葉です。
こういうセリフって
言った本人は
さぞかし気持ちがよいでしょうが、
言われた方は
ガッカリ!なんですよねー。
この、センスという言葉も
なかなかのクセモノです。
超☆お取扱い要注意な言葉ね。
が、それはまた別のところで
お話しますね。
器用な人なら
意識しないでもできちゃうことも
不器用な人は、試行錯誤の末に
ようやくできるようになる。
けれど、技術を獲得したときには
その人なりのコツを
つかんでいる場合が多い。
そのコツこそが
不器用な人の特権。
なので、
不器用なら不器用でかまわないから
あきらめないで粘ってみて。
がんばってモノにしたら
器用な人が手に入れられない
あなただけのコツが手に入ります。
この特権は使えるわよ~♪
はちどり裕子は、この特権、
使いまくりです
ちなみに、これは、
布ぞうりに限らず
どんなことにでも通じます。
だから、なんでも
最初からうまくできないからって
嘆かないでね。
上手になるには
人一倍、努力は必要かもしれないけど、
「他の人よりも下手」
ってことは、もしかしたら、
「他の人よりも
教えるのが
上手になる可能性を
秘めている」
ってことかもしれないから。
そんなわけで、
今日も上を向いて、
もろもろがんばりましょうね
では、また!
* 下の写真は、
はじめてCreemaに
出品しだしたころのもの。
どうにかして雰囲気よく撮ろうと
涙ぐましい努力をしていました。
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