Kacey Musgraves(ケイシー・マスグレイヴス)の初来日単独公演についての感想を書きたいと思います!

ちょっと本当は嫌なんですけど、愚痴から始まりますので興味ない方は是非是非飛ばしてください。

チケットの抽選に当たり、関係者チケットを頂いたのですが、いつでも入れますよと言われたので、入口に向かったら、スタッフさんに止められました。関係者チケットの方は後で呼びますとのこと。一般入場が次々と始まり不思議に思って他のスタッフさんに聞いてみたらやはりもう入れますよとのこと!なんだ最前行けたんじゃないか!情報は共有して欲しいものですですが、結局前の方には行けたのでまぁ結果オーライです!!みなさま、同じようなシチュエーションになった時はお気をつけください!


では本題です。まずはセットリスト。


Slow Burn

Wonder Woman

Butterflies

Lonely Weekend 

Happy and Sad

Merry Go ‘Round

Are You Sure(intro)

High Time

Golden Hour

Die Fun

Mother

Oh What A World

Family Is Family

Love Is A Wild Thing

Velvet Elvis

I Will Survive

Space Cowboy

Follow Your Arrow

Rainbow

High Horse



小さなライブハウスでのKacey。あ、絶対今目あった、とみなさん思われたことでしょう!もうこんな機会は二度とないんじゃないか、と思いつつ、またして欲しいと願いを込めて、書いてみます。


とにかく素晴らしいライブでした。本当に、ありきたりな言葉ですが、良い曲に、素敵な歌声、かっこいいバンド、どの曲の、どの瞬間も、私にとっては特別な瞬間でした。


フルコンサートだけあって本人もノリにノっていて、その勢いは凄まじいものがありました。フジロックの、のびのびした感じとはまた別の魅力を感じました。なんて言えばいいのでしょうか、パワーで力押しって感じとも違って、でも確かにそこには大きな大きな力がありました。


全体的に彼女の新しいディスコカントリー(っていうのでしょうか)の音で心も熱くなるような、そんな盛り上がりなのですが、同時に素朴さも失わず、とても不思議な感覚です。その不思議な感覚こそが、Golden Hourの魅力なんだと私は思います。70年代のレトロなディスコの雰囲気と田舎の真実を歌うカントリー、それらが絶妙に混じりあい、懐かしさを感じさせる。じゃあ、それが古く使い古された音楽かというと決してそんなことはない、凄く新鮮で、新しい音なんです。Velvet Elvisの心地よい盛り上がりが印象に残っています。Sapce Cowboyの妙な落ち着きも、浮き上がりながら、どこか沈んでいく、そんな不思議な感覚です。そして私は誰がなんと言おうと、やっぱりHigh Horseが大好きです(笑) 



また過去の曲も数曲やってくれました。しっとりと、かつ淡々としたMerry Go Roundには来るものがありましたし、Are You SureのイントロからのHigh Timeもフジロックに引き続きやってくれました。あののんびりしたイントロからの突き抜けるような、爽やかな歌声がたまらないのです。Die Funもとってもよかった、他の曲が最高に盛り上がってただけに、唯一盛り上がりがイマイチ?だったのが気になりました(あまり人気ない曲なのかな?)。それにしてもブルーグラス編成のFamily is Familyのかっこいいこと!!余りのかっこよさに自然と涙がでてきました。バンジョーにウッドベース、それぞれの楽器が次々と音を繰り出して、次へ次へと音楽が進んでいく。カバー曲もやってくれました。I will survive、これも妙に印象に残っているのです。心地の良い力強さ。ノリノリで声の伸びも素晴らしかったです!



とにかく最高のライブでした、また是非是非来日してください!!