Miley Cyrus(マイリー・サイラス) feat Johnzo WestのYou're Gonna Make Me Lonsome When You Go(おれはさびしくなるよ)の歌詞と和訳です。

 

オリジナルはもちろんBob Dylan(ボブ・ディラン)です。今回は個人的に大好きなこのバージョンを。彼女がカントリーミュージックのアルバムを出すことを期待し続け、7年近くが過ぎました。ディズニーアイドルのころはロック寄りなこともあって、いくつかカントリー風の曲も歌っていたのですが、今では全く離れた音楽ジャンルになってしまい、なかなか彼女のカントリーを聴く機会がなくなってしまいました。

 

I've seen love go by my door
眺めてきたの、愛が、私のドアを通り過ぎるのを
It's never been this close before
こんなにもすぐ側では、今までなかったことだけど
Never been so easy or so slow
こんなにも簡単に、ゆっくりとだなんて

 

I've been shooting in the dark too long
ずっと暗闇の中で狙いを定めるような生き方だった
When somethin's not right it's wrong
何かが正しくなくないってことは、それは間違ってるってこと
You're gonna make me lonesome when you go
きっと寂しくなってしまう、もしあなたが行ってしまったならね

 

Dragon clouds so high above
舞い上がる、ドラゴンのような雲
I've only known careless love
知っているのは、軽い恋だけだったのに
It's always hit me from below
今はいつだって、下から押されてるみたいで


This time around it's more correct
今回ばかりは、ずっと正しくて
Right on target, so direct
的に、すぱっと当たってしまったみたいで
You're gonna make me lonesome when you go
きっと寂しくなってしまう、もしあなたが行ってしまったならね

 

Purple clover, Queen Anne lace
ムラサキツメクサに黒ニンジンの花
Crimson hair across your face
アカネ色の髪が、あなたの顔にかかる
You could make me cry if you don't know
きっと泣いてしまう、あなたがわかってくれなかったら


Can't remember what I was thinkin' of
思い出せないの、私が考えていたこと
You might be spoilin' me too much, love
あなたにダメにされちゃったのかも、ねえ
You're gonna make me lonesome when you go
きっと寂しくなってしまう、もしあなたが行ってしまったならね

 

Flowers on the hillside, bloomin' crazy
花々が、丘で咲き乱れている、狂ったように
Crickets talkin' back and forth in rhyme
コオロギたちは韻の中で共鳴し合ってる
Blue river runnin' slow and lazy
流れる河は青く、ゆっくりと気だるくて
I could stay with you forever
あなたとなら、ずっと一緒にいたいの、いつまでだって
And never realize the time
そうしたら絶対に、時間を気にする暇すらなくなるのに

 

Situations have ended sad
今まで、悲しい結末ばかりで
Relationships have all been bad
結んだ関係は、どれも酷いものだった
Mine've been like Verlaine's and Rimbaud
まるで、ヴェルレーヌとランボーみたいに


But there's no way I can compare
けれど、比べることなんて馬鹿げてる
All those scenes to this affair
結局、なにが言いたいかって
You're gonna make me lonesome when you go
きっと寂しくなってしまう、もしあなたが行ってしまったなら

 

You're gonna make me wonder what I'm doin'
きっとこう思うのでしょう、私がしていることって、なんなんだろうって
Stayin' far behind without you
あなたに取り残されてしまったなら
You're gonna make me wonder what I'm sayin'
きっとこう思うのでしょう、私が口にしている言葉ってなんなんだろうって
You're gonna make me give myself a good talkin' to
きっと私は、自分自身に、言い聞かせはじめるの

 

I'll look for you in old Honolul-a
そしてあなたを探し始めるのでしょう、あのホノルルで
San Francisco, Ashtabula
サンフランシスコで、アシュタビューラで
You're gonna have to leave me now, I know
あなたはもうすぐ、私を置いてくのでしょう、わかってる


But I'll see you in the sky above
でも私はあなたに出会うの、高い高い空で
In the tall grass, in the ones I love
生い茂る長は草の中で、私が愛する、あらゆるものの中で
You're gonna make me lonesome when you go
きっと寂しくなってしまう、もしあなたが行ってしまったなら
You're gonna make me lonesome when you go
きっと寂しくなってしまう、もしあなたが行ってしまったなら


You're gonna make me lonesome when you go
きっと寂しくなってしまう、もしあなたが行ってしまったならね

 

ライブパフォーマンスも凄く良いのです。感動したように何度もBeautiful言うエレンさんの気持ち、よくわかります(笑)

 

※"I've been shooting in the dark too long"
「暗闇の中で狙いを定めるような生き方だった」

shooting in the dark=当てずっぽう

 

"Dragon clouds so high above"
"Dragon clouds"で画像検索してなるほどなぁ、となりました。


"Mine've been like Verlaine's and Rimbaud"
ヴェルレーヌとランボー、共に19世紀のフランスの詩人です。余談ですが『太陽と月に背いて(Total Eclipse)』という二人の関係を描いた映画があります。若きランボーをレオナルド・ディカプリオが演じていて、彼のイメージがガラリと変わるような、なかなかの名演でした。