Michelle Branch(ミシェル・ブランチ)のDesperately。アルバム『Hotel Paper』に収録されています。

 


シングルカットにはならなかったのですが、個人的に大好きな曲です。特に2番の歌詞なんて、その瞬間の空気感まで、なんとも言えない感覚が伝わってくる歌詞ですよね。

 

アルバム発売当時はてっきりバックコーラスもMichelle自身が歌っているのかと思っていましたが、実はこの曲、Jessica Harp(ジェシカ・ハープ)との共作で、彼女がバックコーラスとしても参加しているんですね。確かに、後のThe Wreckers(ザ・レッカーズ)にも繋がる雰囲気を持っている曲のように感じます。Michelleは4月7日にアルバム『Hopeless Romantic』を発売予定。ミニアルバム『Everything Comes and Goes』から7年ぶりの新作です。(6月には来日もするそう)

 

There's something 'bout the way you looked at me
何かが、あなたの私を見つめる視線にはある
Made me think for a moment,
それが一瞬、思わせるの

That maybe we were meant to be
私たちは何かに引き合わされてるんだって
Living our lives seperately
離れ離れに生活をしてると
And it's strange that things change
不思議、こんなにも物事が変わって見えるだなんて
But not me wanting you
だからってあなたを望んでるわけじゃない
So desperately
どうしようもない、なんてほどには

 

Oh why can't I ignore it?
ああ、どうして無視できないの?
I keep giving it in but I should know better
いつも譲ってばかりで、けどもっと知るべきなの
'Cause there was something 'bout the way you looked at me
だってそこには何かがあったはず、あなたの私を見つめる視線には
And it's strange that things change
不思議、こんなにも物事が変わって見えるだなんて
But not me wanting you
だからってあなたを望んでるわけじゃない
So desperately
どうしようもない、なんてほどには

 

You looked my way and said
あなたは私の方を見て、言い放った

"You frustrate me"

「いらいらさせるんだよな」
Like you're thinking of lines and times
まるでずっと言う瞬間をうかがってたみたいに
When you and I were you and me
あなたと私が、「私たち」だった時から
We took our chance out on the street
希望を持って街に出ていったけれど
Then I missed my chance
私はそれを台無しにしてしまって
And chances are it won't be coming back to me
その希望は二度と、私の元に帰ってくることがない

 

Why can't I ignore it?
どうして無視できないの?
I keep giving it in but I should know better
いつも譲ってばかりで、けどもっと知るべきなの
'Cause there was something 'bout the way you looked at me
だってそこには何かがあったはず、あなたの私を見つめる視線には
And it's strange that things change
こんなにも物事が変わって見えるだなんて
But not me wanting you
だからってあなたを望んでるわけじゃない
So desperately
どうしようもない、なんてほどには


So desperately
どうしようもなく・・・

 

Oh why can't I ignore it?
ああ、どうして無視できないの?

I keep giving it in but I should know better
いつも譲ってばかりで、けどもっと知るべきなの
'Cause there was something 'bout the way you looked at me
だってそこには何かがあったはず、あなたの私を見つめる視線には
And it's strange that things change
こんなにも物事が変わって見えるだなんて
But not me wanting you
だからってあなたを望んでるわけじゃない
So desperately
どうしようもない、なんてほどには
I want you so desperately...
あなたが欲しい、どうしようもなく・・・


I keep giving in but I should know better
いつも譲ってばかりで、けどもっと知るべきなの
I keep giving in but I should know better
いつも譲ってばかりで、けどもっと知るべきなの
So desperately
どうしようもないほど
I want you so desperately...

あなたが欲しい、どうしようもなく・・・

 


※"When you and I were you and me"
直訳なら「あなたと私が、あなたと私だった時」。上では意訳しましたが、実は直訳の方が好きです。更に言いかえると「私たちの関係が良かった時から」ということになるのではないかと思います。

 

色んなニュアンスが感じられる文だと思うので、人それぞれの解釈があると思いますが、個人的にまず思ったのは、「あなたと私」と度々口にするような関係性だった頃を指しているのではないかな、ということです。何かを言葉にするときに、度々「あなたと私」が出てくるということは、行動とか状況とか思考とか、色々なことが同調していた、ということにもなるように思います。


また恋人と関係が悪くなり、別れることになって、
"And it's strange that things change (不思議、こんなにも物事が変わって見えるだなんて)"

と彼女の気持ちがあるので、彼女自身が、関係が悪化してからの自分たちは本来の自分たちではないと思っている、という風にもとれるように思いました。

 

2011年以降のライブではラストの部分の歌詞を新しく足したようです。

 

 

聞き取りに余り自身がないのですが、参考程度に・・・

 

I think I know now
やっと、わかった気がする
It doesn't seem to be anyone around
だって誰もいないみたい、ここには

Back to you
あなたに、戻って来てしまう
Always comes around
いつだって、戻って来てしまうの
Back to you
あなたに、戻って来てしまう

 

Hotel Paper Hotel Paper
 
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