ドラフトで指名された選手の中、キャラ渋滞の選手が松田亘哲投手。中日ドラゴンズから育成ドラフト1位の指名を受けました。

①名古屋大学
松田選手は左腕。地元愛知県出身。
大学は名古屋大学です。名大は名古屋で1番の国立大学。つまり頭の良い大学です。
野球の方は東大、京大と同じのように名門ではありません。愛知県の3部リーグに所属しています。
愛知県の下部リーグ出身の投手といえば日本福祉大学の浅尾投手。日本福祉大学を3部から1部まで押し上げ、プロではMVPになるほどの活躍をしました。
なので出身大学がプロと関係はないと思います。

②メガネ
国立大学っぽくメガネ選手。
メガネといえば古田捕手が思い浮かびますが、こちらもID野球の象徴だった頭脳派選手でした。
松田選手は投げたときにメガネが取れないようにバンドをしているとか。

③バレー部
高校では野球部ではなくてバレー部に所属していたそうです。そのせいで小フライに投手なのに飛び込んでしまう癖があるとか。
中学までも軟式の野球部で硬式野球は大学に入って始めた選手です。
日本ではずっと野球をやっていた人ばかりで、あまり色々なスポーツを経験してきた人は少ないので、体ができていないのではという欠点はありますが、反対に投げ込みすぎていないという長所もあると思います。
野球の面白さは突然開花する選手がいるところもあると思っています。無名だった選手が突然ドラフト候補になることは時々あります。大学浪人した上原投手とか。
サッカーやバスケだと、控え選手が日本代表にということは、あまりないことですが、野球の場合にはあるので、その人のストーリーを知ることも面白いです。


左腕というだけで、投手としてはストロングポイントとして見られると思うのですが、それに加えて色々なキャラが加わっている松田投手。
それはドラフトにかかるために有利になったかもしれません。
しかしここからはそのアドバンテージはなくなり、実力の世界。
更に育成ドラフトで入団ということは支配下選手を追い抜かなければいけません。支配下契約を落としてでも支配下登録をしたいと首脳陣を思わさなければいけないため、大きなハンデとなります。
メガネの左腕ということで凡田夏之介と言われているそうですが、そのグラゼニでも同じ成績ならドラフト上位選手が1軍に上がるというストーリーがありました。

私が気になっているのはバレー部出身ということです。一つのスポーツしかやらないという日本の風潮を変える選手になってほしいです。
そういった面で松田投手の活躍を願っています。