一週間前にCT検査、採血をした。

昨日、その結果を聞きに予約してあった乳腺外科の外来に

出向いた。

半年ぶり会う担当医師は忙しそうにしていたが、相変わらず柔和な笑みを浮かべて、「その後、どう?」と私を迎えてくれた。

 

医師からその後出た言葉は、

「検査技師が二人も急に辞めてしまって、CT検査の診断結果がまだ上がってきていないんだよ…」と

 

「辞めたのは、病院と何かあったわけではないからね」と

私の不安を見透かすように言った。

そして、

「結果が分かるのはまだ一ヶ月位先になると思う、悪いね…」

 

でもね… と続いた

「血液検査の結果は何も問題なかった」

「CT検査の方も大丈夫だと思うよ…」

 

 

術後の病理検査では、右側はトリプルネガティブ、左側はHER2

タイプで、医師からはやはり抗がん剤治療を勧められた。

私は、抗がん剤の治療はやらないことを決めていたので、その後の経過観察の結果は心の安定を左右するものだった。

 

不確かな結果で、「大丈夫かな…?」との思いは、担当医の優しい話しぶりで、「大丈夫だろう…」に変わった。

それと、担当医の優しい笑みでもいつも私は救われていることに気が付いた。

病院からの帰り道、冷たい風で体は冷えたが気持ちは温もっていた。