====      税理士法人井村アンドパートナーズ提供     ====
====                            ====
====      中小企業・中堅企業のための経営情報     ====
====                            ====
====        第141号 2013年4月22日 発行         ====

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲△▼△

------------------------------------------------------------------------
■□ INDEX ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


   ・お知らせ
    
   ・ご挨拶

   ◆今週の税務・財務会計・経営情報
   ・非正規従業員の雇用拡大と能力向上を支援する大型助成金
「若者チャレンジ奨励金」

   

   ◆今週の労務情報
   ・組織活性化のための人材育成術(2)

   

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥□■

□お知らせ--------------------------------------------------------------

☆ホームページURL☆
http://imura-zeirisi.com/

キャンペーン情報なども掲載しておりますのでどうぞご覧下さい!

□ご挨拶----------------------------------------------------------------

皆様こんにちは!
お昼休みにお邪魔します!
税理士法人 井村アンドパートナーズの久良木です!


私共のメールマガジン【info-chuou@imura-zeirisi.com 】では、税務会計、
人事労務、ベンチャーサポート、ファイナンシャルプランなど税理士法人井村
アンドパートナーズグループ各部門の専門家が中小企業経営者のみなさん向け
に最新のニュースを提供します!

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥□■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★┃◆今週の税務・財務会計・経営情報
━┛ 非正規従業員の雇用拡大と能力向上を支援する大型助成金「若者チャレン
ジ奨励金」


 非正規従業員の雇用の拡大と能力向上は国の重要な労働政策の一つとなって
いますが、この分野に関する大型助成金「若者チャレンジ奨励金(若年者人材
育成・定着支援奨励金)」が創設されました。


今回はこの助成金の概要について取り上げましょう。

[制度概要]


 35歳未満の非正規雇用の若者を、自社の正社員として雇用することを前提に、
自社内での実習(OJT)と座学(Off-JT)を組み合わせた訓練(若者チャレンジ訓
練)を実施する事業主の方に奨励金が支給されます。


[支給内容]


(1)訓練奨励金


 訓練実施期間に訓練受講者1人1月当たり15万円


(2)正社員雇用奨励金


 訓練終了後、訓練受講者を正社員として雇用した場合に、1人当たり1年経過
時に50万円、2年経過時に50万円(計100万円)


※正社員としての雇用経験などが少なく職業能力形成機会に恵まれない若者を、
新たに有期契約労働者として雇い入れて訓練を実施する場合と、既に有期契約
労働者等として雇用している若者に訓練を実施する場合に活用できます。


※1年度に計画することができる訓練の上限は、60人月までです。
この単位の人月とは受講者数×訓練月数の合計のことで、例えば10人に6カ月
間の訓練を実施する場合は10×6=60となり60人月の上限ということになります。


 企業を経営されている方にとっては助成金を受けるチャンスですし、正社員
になりたい若い方にとってもチャンスをお得るきっかけのひとつになることと
思います。経営者の方々は御一考されてはいかがでしょうか?


ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。


税理士法人 井村アンドパートナーズ 久良木
TEL:092-726-2748  
Mail:r.kyuragi.imuragroup@gmail.com


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★┃◆今週の労務情報
━┛ 組織活性化のための人材育成術(2)


今月の月曜日配信のメルマガは新入社員をテーマにお送りしてきました!
第四回目の今回は「組織活性化のための人材育成術(2)」をご紹介したいと
思います。


 今週の情報も先週のものと同様、新入社員の方以外の人材育成にも十分対応
できますので人材育成に興味がある方は是非ご参考にされて下さい!


【新入社員の可能性を信じ、期待する】


 人間は、信頼され、期待されると、それを裏切りたくない、という心理が働
きます。つまり、人間は信頼されれば、その信頼に応えようとするのです。こ
の効果を「ピグマリオン効果」と呼びます。


 <ピグマリオン効果>


 心理学者ローゼンタールが小学校のあるクラスである実験を行いました。


 あるクラスの生徒全員にテストを実施して、テストの結果に関係なく、数人
の子供を選び、「テストの結果から、この子は伸びる」ということを教師に伝
えたのです。


 その数ヵ月後に同様のテストを行うと、「伸びる」と伝えた子の成績は向上
し、それ以外の子供の成績は向上していなかったというのです。


 この実験から、上司が部下の可能性を信じ、期待し、そのように接すること
で、部下はそれに応えてくれるのです。逆に「ダメなヤツだ」と思い続け、そ
のように接し続けた場合には、本来は伸びるはずの人も伸びないといえるので
す。


 この実験結果は、後に検証の方法が不適切であったということを指摘されま
したが、この効果がすべて関係性がないとは否定できません。


 部下は上司の鏡だと思うことが、人材育成の上では重要なのです。


【無条件の「ねぎらい」】


 人材を伸ばす方法として、よく「褒める」ということの重要性を指摘されま
す。良い行い、良い結果をもたらした際には、褒めることで、モチベーション
があがる、これは疑いようのない事実です。


 苦労して得られた成果を認め、褒められるだけで、次もがんばるぞ!という
やる気が生まれてくるのです。


 しかし、褒めるという行為は、「正しい行いや結果」が必要になります。つ
まり、褒めるためには、条件が必要になるのです。


 しかし、管理者が部下のモチベーションを高めたいと思うことは、その人の
行動や結果の良し悪しに関係なく起こります。むしろ、成果があがっ
ていないときや成果のなかなか上がらない人にほど、モチベーションを高める
きっかけを求めているのです。


 そこで有効なのが「ねぎらう」という行為です。


 「ねぎらい」とは、無条件の行為です。つまり、その人の行動や成果の良し
悪しに関係なく行うことが出来ます。極端ですが、犯罪者に対しても「ねぎら
う」という行為は出来るのです。


 成果の上がらない部下に対して、「お疲れさん。今日はどうだった?大変だ
ったな」というねぎらいの一言で、部下の行動は変わるのです。


さて、今回のメルマガの情報はお役に立ちましたでしょうか?
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!


◆◇次回の配信予定◆◇
 2013年4月25日(木)12時頃配信予定です!
 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥□■
------------------------------------------------------------------------
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
[info-chuou@imura-zeirisi.com]へのご意見・ご要望・お問い合わせは
info-chuou@imura-zeirisi.com まで
発行元:税理士法人 井村アンドパートナーズ
福岡本部事務所:福岡県筑紫野市二日市中央六丁目6番1号
福岡中央事務所:福岡県福岡市中央区大名1-15-30天神ミーズビル602号 
TEL:092-726-2748 FAX:092-781-1595

発行責任者:久良木 亮

配信停止をご希望の方はお手数ですがinfo-chuou@imura-zeirisi.com 宛てに、
御登録されているアドレスから空メールを御送信ください。
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼