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==== 税理士法人井村アンドパートナーズ提供 ====
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==== 中小企業・中堅企業のための経営情報 ====
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==== 第114号 2013年1月17日 発行 ====
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■□ INDEX ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
・お知らせ
・ご挨拶
◆今週の税務・財務会計・経営コラム
・日本の製造業における課題
◆今週の労務コラム
・もっと自分の失敗談を話そう
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□お知らせ--------------------------------------------------------------
☆ホームページURL☆
http://imura-zeirisi.com/
キャンペーン情報なども掲載しておりますのでどうぞご覧下さい!
□ご挨拶----------------------------------------------------------------
皆様こんにちは!
お昼休みにお邪魔します!
税理士法人 井村アンドパートナーズの大石です!
私共のメールマガジン【info-chuou@imura-zeirisi.com】では、税務会計、
人事労務、ベンチャーサポート、ファイナンシャルプランなど税理士法人井村
アンドパートナーズグループ各部門の専門家が中小企業経営者のみなさん向け
に最新のニュースを提供します!
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★┃◆今週の税務・財務会計・経営コラム
━┛ 日本の製造業における課題
日本の製造業は大きな過渡期にあるといえます。高度成長時代を支え、今の
日本を創ってきたのは、欧米に依存し、安い労働力で規格大量生産を行ってき
たメイド・イン・ジャパンです。
その結果、日本は先進国となり、世界で最も豊かな国の一つになったのです。
ところが、バブル崩壊以降の長い不況とデフレ、社会構造の変化により、日
本は本格的な成熟期へと突入しました。
「明日は昨日より豊かではない」これまでに経験したことのない時代の真っ
只中といえます。
そうした中、日本の製造業は非常に厳しい状況に置かれています。
昨今では、六重苦ともいえわれる経営環境ですが、より本質的に考えれば、
それは一時的な現象であり、やはり遅かれ早かれ、こうした事態を逃れるこ
とはできなかったのではないでしょうか。
国際競争力の低下により、国内の家電業界はほぼ全滅です。このままいけば、
自動車業界もいずれ同じ道を辿る可能性もないとはいえないでしょう。
こうした事態には、様々な複雑な事情があるのでしょうが、やはり(グロー
バルな)時代の変化に適合できなかった証左ではないでしょうか。
国内の製造業の二極化は、益々進むことと思われます。
一方は、ハイレベルで誰もできない分野を持つこと、もう一方は誰でもでき
る量産品をより低価格で提供し続けることです。
後者は圧倒的なコスト競争力を求められるため、より労働力の安いところ
(国内では無人化、海外でも機械化、無人化)へいくしかない。
その市場の規模にもよりますが、大きな市場であればどうしても海外勢との
戦いとなるため、国内で競争力を維持することは難しいかもしれません。
いずれにせよ、自社はどちらの方向に向かうかを明確にしなければ、ジリ貧
は間違いのないことと思います。(※シェアポジションの低い中小企業で後者
は難しいが、シェアポジションの高い中小企業なら対応は可能)
一方で、日本の製造業の強さは、その現場力にあるといえわれます。
例えば、自動車産業が家電より強いのは、その複雑さゆえに(他者が)そう
簡単に真似ができないからでしょう。日本の製造業には、“すり合せ技術”と
いえわれるような特異な技術に裏付けられた、素晴らしい現場力があるのです。
こうした日本の現場力は、そうそう真似できるものではありません。
こうした現場力をどれだけ高めることができるかが、直接的に組織の競争力
となって表れます。
いくら人件費の安い国であっても、何倍もの不良を作っていたのでは話にな
りません。
高い人件費でも、こうした強い現場力で、国内で勝負できる企業もたくさん
あるのではないでしょうか。
もちろん大局観を失ってはいけませんが、より本質的に考えれば、資本の安
いところへ移動し続けることだけが正解ではないでしょう。
じっくり腰を据えて、どこでも勝負のできる体制を創り上げることも、方向
性として間違いではありません。
いずれ(の方向)にせよ、日本の製造業では、この現場力を一段と高めるこ
とが急務であります。そして、その根本は人であります。
どうしたらより質の高い人(ワーカーからメーカーへ)の集団を創り上げる
ことができるか。そこに全精力を傾けなければいけません。
税理士法人 井村アンドパートナーズ
TEL:092-726-2748 大石宛にお電話下さい。
Mail:y.oishi.imuragroup@gmail.com
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★┃◆今週の労務コラム
━┛ もっと自分の失敗談を話そう
成功体験ではなく、失敗体験を話すことで相手とのこころの距離を近くする
ことができます。
誰でも人生での失敗もあれば、仕事での失敗も経験しています。
ある意味では、そういった失敗を経験してきたからこそ、現在があるといっ
てもよいのです。
特に部下をお持ちのマネジメント層の方は、この失敗談を使って部下と「本
音」トークを行うことで、相手とのこころの距離を近づけましょう。
誰しも上司の成功体験など聞きたくはないものです。
一方、若気の至りによる失敗談、あるいは成功の陰にある数々の失敗と反省
といった話には、聞く人のこころの琴線に触れるものが多くあります。
本音の対話とは、お互いのこころの琴線に触れるものでなければなりません。
そのためには、自分から本心をさらけ出すことであり、失敗談はそのきっか
けになります。
人は、相手がこころを開いてくれたと感じるとき、相手に対する親近感を抱
きます。
そのうえで自分の熱い思いを伝えれば、それが互いの信頼感を築くことにつ
ながるのです。
人の失敗談にはなぜか共感をしてしまいます。
それも明るく楽しく失敗の話をされると、その場の雰囲気も明るくなります。
これは周囲の感情をオープンにし、こころの距離を近くしているからなのです。
さて、今回のメルマガはいかがでしたでしょうか?
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
◆◇次回の配信予定◆◇
2013年1月21日(月)12時頃配信予定です!
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[info-chuou@imura-zeirisi.com]へのご意見・ご要望・お問い合わせは
info-chuou@imura-zeirisi.comまで
発行元:税理士法人 井村アンドパートナーズ
福岡本部事務所:福岡県筑紫野市二日市中央六丁目6番1号
福岡中央事務所:福岡県福岡市中央区大名1-15-30天神ミーズビル602号
TEL:092-726-2748 FAX:092-781-1595
発行責任者:大石 圭訓
配信停止をご希望の方はお手数ですがinfo-chuou@imura-zeirisi.com宛てに、
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いずれにせよ、自社はどちらの方向に向かうかを明確にしなければ、ジリ貧
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