R(Release・・・解放)を選択する | プラス思考はしてはいけない!?~潜在能力を最大限活用して夢の扉を開ける鍵~

R(Release・・・解放)を選択する

おはようございます。
イムズ心理応用研究所の吉永です。


またまたちょっとご無沙汰しちゃいましたね(笑)



GW、本日がいよいよ最終日となりましたが、
皆さんお休み満喫されてますか?


GWも関係なくお仕事だったという皆様、


実は私も、めずらしく今年は
ほぼそんな状態だったのですが、


まぁ、これからぼちぼち、
いろいろ満喫していきましょう!


☆R(Release・・・解放)を選択する


皆さんも例えば、


恋愛中、彼や彼女と過ごした
楽くて幸せな気分の時間より、


彼や彼女と別れて、


あるいはフラれて悲しかったり
辛かったりした時の方が、


いつまでも強く残っている、


『引きずっちゃってる』


・・・なんてことはありませんか?




仕事のことにしたって、


うまくいって褒められた経験よりも、
失敗してがっつり怒られた、


あるいは大恥をかいた経験の方を
引きずってしまったり・・・なんて、


けっこうありがちですよね?
(私の場合は圧倒的にこっち側です(笑))




私のクライアントさんも
初めのうちはか細い声で、



『私は何かで成功したり、
うまくいった経験がないんです』


『何をやってもダメなんです』



なんて言う方がほとんどなんですが、


でもよくよく思い出してみると
皆さん必ず、


たとえ小さくともたくさんの
成功体験を持っておられます。



実は皆さんもそうだったりしませんか?
(もちろん私にも少なからず
思い当たるフシはあります^^)




こんなふうに、


辛い・悲しい・寂しいなどといった
マイナスの感情を伴う体験に比べて、


うれしい・楽しい・幸せだぁ、
などのプラスの感情を伴う体験が


《比較的、後々まで残りにくい》


というのは、



実は、プラスの感情を伴う体験は
その時その場で、特に何の抵抗もなく、



《しっかり体験することができている》



つまり、その時の感情をその場で
自然に抵抗なく感じることができている、


・・・からなんですね。




出来事はその場でしっかりと体験すれば、


後々まで引きずったり、
しつこく残ることなく、


流れ去っていくものなんです。




出来事をエネルギー変換して身体の中に
取り入れたものが感情のエネルギー、


つまり、感情というのは
出来事そのものなわけですから、


それも、その場でしっかりと
感じてあげることさえできれば、


後々まで引きずったり、

しつこく残ることなく


きれいに流れ去っていくものなんです。




もちろんそれが“プラス”のものであれ、
“マイナス”のものであれ同じです。



そもそも、その感情にプラスあるいは
マイナスのレッテルを貼っているのは、


私たちの集団的、あるいは個人的な
判断の問題だけですからね!




ところで、私たちは、
何か出来事(状況)を体験すると、


たいてい二つのパターンのいずれか、
あるいは両方で対応(反応)しようとします。



A(Action・・・行動)もしくは
B(Bear・・・耐える)


の二つのパターンです。




Bの方が比較的わかりやすい
かもしれません。



感じているのに我慢したり、
感じていないフリをしたり、


あるいは無理やりプラスに
捉えようとしてみたり・・・



これらはいわゆる“抑圧”
と言われる反応なんですが、


それがプラスのものであれ、
マイナスのものであれ、


自然に涌き起こる感情を
こうやって抑圧してしまうことは、


抵抗以外の何者でもありませんよね?




抵抗しているということは、
感じることを拒絶している、


あるいは逃げてしまっている、
ということですから、



これでは、感情のエネルギーは、

身体の外に流れていかずに、


身体の内側に滞留してしまいます。




余談ですが、たまに感情解放のノウハウ
を逆手にとって(?)



『逆にプラスの感情は感じずに
身体に留めておいた方が良いのでは?』



なんていうご質問を頂いたりもしますが、
(ご質問の意図はよ~く理解できますが(笑))



きれいな水も貯めたまま放っておけば、
やがて腐って澱んでくるのと同じように、


たとえ、もとはプラスの感情でも、


滞留し澱んだ感情のエネルギーが
良い結果をもたらすことはありません。



『調子ぶっこいてると痛い目にあうぞ!』

・・・というような感じですかね。




もうひとつのAのパターン、


例えば怒りの感情に反応して、
怒りを爆発させてしまったり、


爆発、とまで行かずともそれを
表現したり行動に移したり、



・・・なんていうパターンは、


一見、怒りの感情をその場で
しっかり体験しているように見えますが、


実は、これは単に怒りと“同化”
してしまっているだけなんですね。




怒りと同化しているということは、


《私 = 怒り》


になってしまっている状態
だということです。




この状態は、一時的にはエネルギーも
発散されてスカッとするかもしれませんが、



でも、“私”と“怒り”が同化して


《くっついて》


しまっているわけですから、



結局はBの抑圧パターン
の時と同じように、


感情は身体の外に流れて(離れて)いかず、
身体の内側に滞留してしまうんです。




そして、A、Bどちらのパターンとも・・・


身体の中に滞留した感情のエネルギーが
外側にそのまま投影され、


やがて物質的な出来事・状況として、
再びそれを体験することになるのです。




感情が体内に滞留しているということは、


出来事が身体の中でまだ生きている
ということです。




潜在意識には時間という概念は
全くありませんから、
(そもそも時間というのは幻想ですし・・・)


例えば、彼(彼女)に浮気をされたうえに
浮気相手に彼(彼女)を盗られちゃった、


・・・なんていう辛く悲しい過去の経験が
“今”この瞬間も身体の中に生きている、


ということなんですね。



だからあなたは、“今”も悲しみや
辛さを体験して(感じて)いるのです。




こんな状態ではなかなか次の恋愛に
目を向ける気力も起こらないだろうし、


もし、あなたが恋愛の立場だったら、


あなただって、そんなあなたに
近寄りたいとは思わないですよね?(笑)




なにより、私たちは内側にあるものを
外側に投影して体験しますから、


たとえ新しく恋愛できたとしても、
また同じような、あるいは違った形で、


いずれにしても、悲しみや辛さを
体験して(感じて)しまう危険があります。




プラスの出来事(感情)はたいてい、


放っておいても体験する(感じる)
ことができています。




だからこそ、感じたくない嫌な感情
ほどそこから目を背けずに、


その“今”感じている感情こそ意識して
そのまましっかり感じてみてください。




感じていることをガマンしたり、


まして、感じ方を変えようなんて
絶対にしないことです。




『失敗は成功のもと』
『失敗を糧に前へ進みなさい』


・・・確かにそうかもしれませんが、


でも、自分自身がそのことで
“今”落ち込んでいるのだとしたら、


無理に“もと”や“糧”にしよう
なんてしないことです。




私を含め、ほとんどの方が、
そんなに強くはないのではないでしょうか?




感じ方を変えること、


コントロールしようとすることは
不可能と言っても過言ではありません。



といっても、心配しなくても、
やがて感じ方は自然に変わります。




そのためには、とにかく
《しっかり感じる》ことです。



この、《しっかりと感じる》という
“選択”こそが、


Aの反応でも、Bの反応でもない、



R(Release・・・解放)という
新しい選択(パターン)なんです。




これからは何か出来事(状況)
・・・つまり感情を体験したら、


すぐにAやBで反応するのではなく、


頭の中に“R”の文字を思い浮かべる
習慣を是非つけてみてください。




これだけでも、とっさに、
無意識のうちに、


AやBで反応してしまうクセを
断ち切ることができるようになります。




“R”を思い浮かべることができたら、


次は落ち着いてその感情に注意を向け、
それを直視してみてください。




そうすれば、感情(出来事)は、
身体の内側に滞留することなく、


身体の外に流れていってくれます。




感情(出来事)が身体の外に
流れていきさえすれば、


私たちはその感情 = 出来事
に囚われることがなくなりますから、


自由に前に進むことも自然に
できるようになります。




今、努力しなくても、


自然に苦しかったり辛かったり
できている(?)のと同じように、


がんばらなくても、努力しなくたって、
自然に幸せになることはできるんですよ!



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