思い込みの外し方 | プラス思考はしてはいけない!?~潜在能力を最大限活用して夢の扉を開ける鍵~

思い込みの外し方

こんにちは!
イムズ心理応用研究所の吉永です。

名古屋へ来て10年近く経ちますが、

これまであまり好きではなかった
味噌煮込みうどんに、

なぜか今頃になってはまっています。


専門店の味ももちろんいいのですが、

家で、買いだめしてきた冷凍食品の
味噌煮込みうどんを食した後に、

スープを飲まずにそこにご飯入れてから
もう一度煮込んで雑炊風にして食べる時、

何ともいえない幸せを感じます(笑)

### 本日のご質問 ここから(要約)###

以前から独立を考えていて、今もその
思いは変わらないつもりなのですが、

もう5年以上、結局何もできない
ままでいます。

先日、大学時代の同窓会があって、
友人の一人が最近独立したと聞きました。

その話を聞いた時、私自身も独立したい
という願いがあるにもかかわらず、

『え!?こんなご時世に今時独立!?』

と思ってしまいました。


私自身、頭では今でも本当に独立したい、
現状を変えたいと思っているのですが、

なぜこんなふうに考えてしまうのでしょうか?

どうしても心が着いていかず、
行動も伴いません。

### 本日のご質問 ここまで(要約)###

何かの出来事を体験したら、
それに対して感じた感情について

次のような質問を
自分自身にしてみてください。



『どうしてこんな感情
を感じたんだろう?』



質問自体はとても簡単なものですが、


この簡単な質問をすることで、
自分がどのような信念を持っているか、



もっと言えば、

あなたの信念(つまり思考)
はあなたの人生の方向指示器ですから、


あなたがこのまま行くとどこへ行って
何を体験するのか?を知ることもでき、



それだけでなく、

《あなたが望むのであれば》

あなたの人生の方向を変える
こともできるようになります。



信念とは、言い換えれば、

『自分が現実をどう受け止めているか?』

の癖、あるいはルールでもあります。



その癖・ルールが、『どうして?』
の裏側に隠れているのです。



同窓会で20年ぶりに
学生時代の友人と再会して、

友人から、『最近独立したんだ!』
という話を聞いた時、


それを聞いた人の反応は、

同じ場所で同じ話を聞いた
にもかかわらず、

もちろん人によって様々だったでしょう。


Sさん→『え!?こんなご時世に今時独立!?』
Aさん→『何よ!私は独立してないわよ!』
Bさん→『おれも独立しないといけないのかなぁ』
Cさん→『何よ!自慢話なの!』
Dさん→『また置いてけぼりかぁ』
Eさん→『すげぇ、やっぱりあいつはちがうなぁ』

・・・などなど。



思考と感情はセットになっていますから、

それぞれの『・・・やりとり・・・』
をじ~っと感じてみると、


必ず、自分の現状や自分の不運への
不満や、自分の将来に対する不安、

あるいは自分や相手に対する怒りや
やっかみ、孤独など・・・

いろいろな感情を捉えることができます。



ちなみに、あなたのタイプは
どの人に近いでしょうか?(笑)



あなたがその出来事をどう体験し、
どんな感情を感じているか、


そして、

『どうしてその感情を感じているのか?』

を捉えることによって、


あなたがその出来事(映像)に
どんなレッテルを貼ったのか、

を知ることができます。



例えばあなたがSさんと同じように、

独立した友人に自分自身を
重ね合わせることで感じる不安は、


■独立して事業を起こすのはリスクが高い
■サラリーマンや公務員として安定した
人生を送るべきだ

⇒リスクは冒すべきでない、人並みが一番だ、

■出る杭は打たれる


といった信念や、あるいは、


■好きなことをして生活するなんて
できっこない

・・・などといった信念を抱えて
いることが原因なのかもしれません。



でも一方では、サラリーマンや
公務員といった身分が

必ずしも“安定”を保証するもの
ではありませんし、



“出る杭は打たれる”などという
思い込みがあれば、

あなたがサラリーマンや公務員
の世界にいたとしても、

昇進などの機会を自ら逃してしまう
かもしれません。



それに、独立して好きなことを
生業(なりわい)にしながら、

優雅に豊かに暮らしている方も
たくさんいる、

ということもまた事実ですしね!



勤続20年~30年、

『さて、これからいよいよ稼ぎ時っ!』

と思った矢先に会社が倒産し、


いきなり世の中に放り出されてしまう、
なんてことだって十分あり得ます。



そんなことを考えると、もう
何がリスクが高いのか低いのか、

・・・実際には“出来事”を体験
するまで分からないと思いませんか?



他にも、例えば
最近独立した友人に対する強い嫉妬や、

そこから来る怒りの感情は、

■自分には能力が無い

・・・などと、自分自身の能力を
自分自身で認めることができないことが、

その原因なのかもしれません。



それに、今の世の中で独立を果たす
ことに対する漠然とした不安は、

もっと表面的な“信念”、すなわち、


■今の世の中は景気が悪い


という思い込みに縛られてしまっている
ことが原因なのかもしれませんね!?



でもそんな世の中でも、一方で、

同じ今の時代にザックザク(笑)
稼いでいる人がたくさんいる、

ということもまた事実ですしね!



信念(思考)というのはそれぞれが
上に下に左右に複雑に連鎖しているので、

他にもおそらくいろいろな信念を
握り締めてしまっているのでしょう。



もちろん、出来事というのは、

本質的には自分自身が
意図して体験するもの、


《必然的なもの》


であることに間違いないのですが、


でも残念ながら、私たちは普段、
自分の“信念(思考)”について、

必ずしも意識的であるとは言えません。



思考というのは体験の卵ですから、

そういう意味では、出来事はまるで
ランダムな偶然のように目の前に現れます。



この“偶然”を目の前にした時、

もし、あなたの現実の受け止め方(信念)
が凝り固まってしまっているとしたら、


その時に一方の立ち位置から
もう一方の立ち位置へ、

自分が望んだ通りに移動すること、


《自分の居る(在る)場所を変える》


ことも難しくなってしまうんですよね。



もちろん、何の信念も持たずに
生きていくことなんてできませんし、

できたとしても、そんな人生
おもしろくも何ともありません。



自分の“進む方向”が
全く無いだけでなく、

変化を意識するキッカケさえも
絶対に訪れることがない、

ということですから・・・



まぁ、そんな人はこの世の中に
一人としていないので、

この点については心配する
必要は無いのですが、
(誰しも必ず何らかの信念を持っています!)



ただ、もう少し心配りした方が
いいと思うのは、



自分にとって、今はもう
不要であるにもかかわらず、

いまだに囚われてしまっている
信念に気づいて、それを

《客観視してみる》

ということです。



“出来事”によって
大きく揺れ動いた感情に向かって、


『どうしてこの感情を
感じたんだろう?』


という質問を投げかけることが
それを可能にします。



この質問を自分自身に投げかけることで、

①出来事としっかり向き合って体験する
②出来事の原因(思考)を探る

というプロセスが自動的に行われます。



“信念(思考)”がパワーを持つのは、
自覚せずにそれを持ち続けている時です。



このプロセスは、あなたの信念を
客観視し、自覚して、

さらにそれを手放すために必須の
プロセスであると私は考えています。



逆に言えば、
自分の持っている信念、つまり、


《出来事の受け止め方のルール》


に気づき、それを客観視して
浮き上がらせることができれば、


《自分にとって不要になった信念》


のパワーを減退させ、やがて消滅させる
ことができる・・・というわけです。



《自分にとって不要になった信念》
のパワーが無くなって、

それに囚われることが無くなれば、



あたかもランダムな偶然のように
目の前に現れる出来事を目の前にした時、


《自分の在り方を自由に選択する》


ことが容易になります。



私たち自身の“在り方”は、

私たち自身の“次の体験”
の原因になります。



今まで見えなかった在り方
が見えるようになって、

その中から好きな在り方を
自由に選択することができれば、



あなたも望む出来事を体験する
ことができるのです。


これは楽しいですよ!



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