ムスコくんの妹が(ブログ内ではまだ生まれたばかりだけど)中学生になり、そろそろ塾に行くこと真剣に考えたらどう?というような話をしていた夕飯時のこと。
会話を聞いていたムスコくんがひとこと。
「僕も塾、行きたかった!」と。
それを聞いてはっとした。
自閉症で知的障害もあるムスコくんを塾に行かせることなんてこれっぽっちも考えもしなかった。
でもそれって本人に行きたいかどうかなんて聞いてない。
行かないことが前提だった。
あたりまえだと思っていた。
思えば、
保育園入園も小学校の普通クラスも特別支援学級への編入も中学からの支援学校も。
子供だから決められるわけない、わからないと思っていた。
だから聞きもしなかった。
いや、聞いたかもしれない。
わからないを前提として。
親の考えに従うような聞き方で。
もちろんムスコくんのために良かれと思って、常に最善の方法だと思って決めてきたことではあった。
でも、
良かれと思って?
本人に聞かずに?
わたしがそうされたら?
あたりまえだけど
ムスコくんだって色々経験したいに決まってる。
塾行きたかったんだね。
塾行かせてあげてたらよかった。
出来なくても失敗しても行かせたらよかった。
親ってなんなんだろう。
わたしの不安はもうええって。
また子供に教えてもらった。