一年前・・・義父が亡くなった頃に書き下ろした詩が、今宵は再び心の中に、静かに静かにフェイドインしてきます

私と共に何かが言霊に載せ、一生懸命、想いを伝えたがってる・・・そんな気が致します   


           花のメッセージ


そっと添えられた花の姿から、今朝のあなたの訪れ知りました。

ついさっきまで、ここにあなたが佇んでた証しがあり
私の足元から、あなたの想いや涙が心の奥まで伝わって・・・

あなたの事を想い巡らせながらの帰り道、

セイタカアワダチ草の周りには
沢山のモン黄蝶が、ふんわり飛び交い

思わず、涙溢れた朝でした。


小さな誤解が重なりあって、心が氷点に達する時
人は大切な人との縁や絆を遠ざけてしまう・・・

そんな時もあるけれど

雪も氷もいつかは融けるように

あなたの心の痛みも、時の経過と共に癒されて、
無碍な形ではなく、いつしか優しくそっと
柔らかくほぐれてゆかれます様に・・・

そっと、祈りを込めた朝でした。

                   ななせ じゅん子



$癒し癒され・・・あなたの心に、ぬくもりを・・・