現在、いくつか空売りをしている銘柄がありますが、いずれも予想とは裏腹に上昇しています。
要は、担がれています・・・
いま担がれている方、結構多いんじゃないかと思います。
なぜ担がれてるのか、考えてみました。
私が空売りを仕掛けた理由の一つとして、「騰落レシオ」があります。
騰落レシオの簡単な説明は以下の通り。
騰落レシオとは、市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から、市場の過熱感を見る指標
値上がり銘柄数÷値下がり銘柄数を計算して%表示する形が一般的。
「25日間の値上がり銘柄数の合計÷25日間の値下がり銘柄数の合計」を計算したものを25日騰落レシオと呼ぶ。
25日騰落レシオはよく使われ、60%以下になれば中期的に絶好の買い場、150%以上ならばかなりの危険水域と判断するのが一般的な見方である。
昨年12月に163.4と言う驚異的に高い値を示し、その後も一般的には高水準と呼ばれる領域。
「買われすぎ」の状況と判断したわけです。
押し目もなく2ヶ月間上昇し続けていますもんね。
でも騰落レシオってあくまで銘柄数で計算されてますから、1円上昇1000銘柄と100円下落500銘柄の日があっても騰落レシオはおそらく上昇しますもんね。
そう考えると過熱感を示す指標としてはイマイチなのかな・・・
私が空売りしている(要は担がれている)主力銘柄は富士フイルム(4901)です。
東証一部の騰落レシオが160を超えた頃に空売りを行いましたが、年末まで調整しなかったので、大納会で一旦損切りしました。
新年早々は騰がると思ったからです。
その予感は的中し、新年わずか4営業日で100円以上も株価が上昇!
(年末に損切りしておいてよかった・・・)
ボリンジャーバンドが+2σ突破し、ストキャスティクスも一気に80超えしたので、再度空売り参戦したのが先日。
しかし、その後も上髭つけながらもじわじわ上昇中・・・
海外の様々な要因が株価堅調に動いているようですね。
アメリカは、18日のアップルの決算発表をピークに、好材料出尽くしで一旦調整するんじゃないかと期待しているのですが、甘い考えでしょうか。