3月末に優待の権利を取得した日産自動車(7201)。
今日は株主を対象とした技術体験会がありました。
以前応募があり、抽選
の結果何と当選したんです!
会場は神奈川県横浜市にある追浜工場。
京浜急行
追浜駅から歩いて15分ほどのところにありました。
家から距離的には遠くないのに、電車の乗換えが3回もあり1時間かかりました・・・
今回は午前中100名、午後100名の2部構成とのこと。
午前の100名は、たまごと同世代の人が圧倒的に多かったです。
4000名以上の応募があったらしく、何と倍率20倍以上!!
実は運が良かったんですね。
午前もA-1、A-2、B-1、B-2の4グループにわかれて行動。
グループ毎に回る順番が変わります。
たまごはA-1でした。
まず始めに「日産プロダクションウェイ(NPW)の紹介」
日産自動車の生産方式の紹介について、スライドでの説明がありました。
お客様の受注がエンジン工場、車体工場や配送会社などに一斉に連絡され、各部署が締め切りを厳守して組み立てて行くと言う新しい生産方式。
流れ作業で同じ車をただ組み立てていくのではなく、注文順に従って全く違う車種を1本のラインで生産し、ムダ(環境負荷)をなくすんだそうです。
次から次へと全く違う車種の、全く色の違う車が出来ていくラインは正に不思議でした。
工程ごとにボディの高さが変わって、作業者の腰を痛めないように配慮したりもしているそうです。
単純作業の連続にならないため、作業者の仕事に対するモチベーションも維持されるとのこと。
お客様、環境、作業者、全てを考慮した素晴らしい生産方式だと思いました。
次に「先進技術デモンストレーション」
車の最外層に弾性と強靭さを兼ね備えた架橋ポリマーを使用(厚み35μm)しているため、多少のすりキズであれば経時的に修復されると言うスクラッチシールド。
実際に実演があったのですが、本当にすごいです。
見る見るうちにキズがなくなりました。
キズの出来具合が通常の5分の1~10分の1とのこと。
全車種に対応された技術ではないそうですが、これは画期的です。
そして飲酒運転防止プログラム。
運転者の飲酒
をセンサーで感知してシフトレバーが入らないようにする機構。
助手席や後部座席にもセンサーを取り付け、検知される濃度差であくまで運転者の飲酒を検知できるようにしているとのこと。
まだ課題点もあるとのことですが、今後求められるべき機能ですよね。
他にハンドリングやまばたき
の間隔を察知して運転者に注意を促す機能などもありました。
ここからはバスで移動して「試乗体験会」
まずはバスで試乗コース(4km)を1周。
実際の一般道を想定し、うねりのある道や高速の継ぎ目を再現したコースでした。
ここを、GT-Rで1周しました。
試乗と言っても、日産の方の運転に同乗したのですが、雨の中の時速180kmオーバーはすごかったです。
100kmに減速した時、100kmが遅く感じてしまうほど。
説明されていた日産の皆さんは、GT-Rの説明になるとどなたも目を輝かせていました。
GT-Rは日産の技術の粋なんでしょうね。
でも800万は買えません・・・(苦笑)
次にアラウンドビューモニターの試乗。
これも同乗でしたが、前後左右にカメラが取り付けられて、補正・結合された映像は運転しやすさ大幅upと思います。
苦手な縦列駐車もこれならきっと大丈夫!?
そして、いよいよ「衝突実験デモンストレーション」
良くテレビとかで見る衝突実験を生で見ることができました。
スカイラインクーペがダミー人形(体重75kg)に時速35kmで衝突!
時速35kmってそんなに速いスピードではないのに人形が吹っ飛びました・・・
交通事故の恐ろしさを痛感しました。
でも、日産のポップアップエンジンフードと言う技術で、衝突した瞬間にボンネットが持ち上がり、ぶつかった人間に与える衝撃を軽減するとのこと。
日産車の起こした交通事故による死者、重傷者は年々減り続けているそうです。
これは衝突実験による研究の賜物です。
最後に「ご昼食・懇親会」
ゴーン社長登場です。
デザート
もあり。
懇親会中はゴーン社長とお話したい、握手したい、写真
を撮りたいと言う人がたくさんいて、食事に殺到と言う感じではありませんでした。
ゴーン社長は懇親会中ずっと挨拶、握手、写真・・・
特に女性人気が高かったようです。
最後、お土産をいただきました。
バスタオル 3150円
今日の説明のおさらい的な資料
これは来年以降も人気の企画になることと思います。
株主ならば誰もが体験したいですよね。
既に株式は売ってしまったのですが、既に買い直したい気持ちです。
25日の株主総会で、今日の体験会の様子が放映されるそうです。
たまごの顔が登場するかも??
総会に行けなくて残念・・・




