もうすぐ12月の優待権利が近づいてきましたね。

以前、「過去の権利落ちについて」を取り上げたことがありますが、今回はちょっと別の視点で考察を。


「権利落ちの下げでも損しないためにはどれくらい前にっておけばいいか」

「権利最終日に駆け込みで買った場合には権利落ち後どれくらいで損せず売れか」


です。

それぞれの指標を「たまご指数B」「たまご指数Sとして以下に載せてみたいと思います。

将来この指数が優待好きの方々の中で「この会社はたまご指数Bが大きいからなあ」などと使用されるようになればいいなあ(笑)


「たまご指数B」がゼロ、これは権利最終日に買っても権利落ちで損せず売れるということ。

もし指数が10であれば権利最終日の10営業日前に購入すれば権利落ちで損せず売れるということ。


「たまご指数S」がゼロ、これは権利最終日に買っても権利落ちで損せず売れるということ。

もし指数が10であれば権利最終日に買っても、権利落ち後10営業日後に売れば損しないということ。


理想は両指数がゼロもしくは小さい値ですが、なかなかそうはいきませんね。

権利落ちが激しい銘柄だとこの値は大きい傾向になります。

ただし、権利落ちそのものはほとんどなくても、権利前後のチャートが単調にじり下げだと限りなく大きくなるので、この値が権利落ちの大きさそのものを表してはいないことをご承知おきください。


値の算出が面倒なので、最大値は30、それを超える場合は×と表示します。

「B:× S:×」と言うことは権利落ちの差額を取り戻すことが大変困難と言うことです。

例えば今年のマリンポリス(3339)はこんな感じでした。
3339


ところで、今注目の12月銘柄だと


鳥越製粉(2009) 2005年「B:22 S:×」 2004年「B:0 S:0」 2003年「B:0 S:0」

アサヒ(2502) 2005年「B:1 S:7」 2004年「B:0 S:0」 2003年「B:4 S:2」

三国コカ(2572) 2005年「B:3 S:20」 2004年「B:8 S:26」 2003年「B:21 S:14」

プライム(2684) 2005年「B:1 S:2」 2005年優待新設

マクドナルド(2702) 2005年「B:× S:×」2004年「B:12 S:×2003年「B:1 S:×」

ライトン(2703)  2005年「B:5 S:5」 2004年「B:4 S:13」 2003年「B:19 S:×」

タス子(2709) 2005年「B:× S:9」 2004年「B:30 S:26」 2003年「B:× S:10」

カッシーナ(2777) 2005年「B:4 S:9」 2004年「B:4 S:2」 2003年「B:0 S:0」

DDS(3782) 2005年「B:0 S:0」 2005年上場

CIJ(4826) 2005年「B:0 S:0」 2005年優待新設

ミルボン(4919) 2004年「B:2 S:5」 2003年「B:3 S:×」 2005年分割の為未計算

デイトナ(7228) 2005年「B:11 S:×」 2004年「B:23 S:×」 2003年「B:0 S:0」

オークネット(9669) 2005年「B:×S:×」 2004年「B:0 S:0」 2003年「B:20 S:×」


これを見ると優秀なのは「プライム」「CIJ」ですね。

「アサヒ」「カッシーナ」も思ったよりはましですね。

他の銘柄も権利落ちが大きくてもちょっと早めに買ったりちょっと持ち越すことでいいみたいですね。


「鳥越製粉」は2004年と2003年で「B:0 S:0」ですが、1000株単位だった頃のお話です。

100株単位になってからは去年の俗に言う「そうめん相場」がありますので怖いことになってます。


「オークネット」は2004年だけ「B:0 S:0」ですが、かなり厳しそうです。

特に今年は増配なので相当の下げを覚悟しないといけないかも。


この指数を計算してて意外に思ったのは権利落ち後、じり下げではなくしばらく待てば買値に戻るんだと言うことです。

いつも権利落ち直後に無理やり売ってしまってましたが、銘柄によっては持ち越しもありなんですね。


ふー、ここまで書いてもごちゃごちゃしてて読みにくい記事ですね。

読む人少なさそう・・・

まあ自己満足です(苦笑)