Q20:経口避妊薬(低用量ピル)を飲むと乳がんのリスクは高くなりますか? | 乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

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Dr.ちずこの診療日記
ims東京腎泌尿器センター大和病院レディースセンター乳腺科

A20:

経口避妊薬は、低用量ピルともいわれます。

経口避妊薬は、エストロゲンとプロゲスチンを組み合わせた薬です。

エストロゲンとプロゲスチンは、女性ホルモンです。

低用量ピルは、避妊のほかに子宮内膜症月経困難症の治療に使われます。

低用量ピルを飲むと、乳腺にも女性ホルモンによる影響があります。

乳がんとの関係については、色々な調査から、次のようなことがわかりました。

経口避妊薬を長期間、内服すると、

乳がんになる確率が、わずかに大きくなるようです。

また、乳房のはった感じや痛みの訴えも増えるようです。


ただし、子宮体がんや卵巣がんになる確率は少なくなるようです。

必要があって服用する場合は、定期的な乳がん検診をおすすめします。

家族に乳がんになった方がいる場合は、よりリスクが高くなります

婦人科の先生とよく相談してください。