サンディエゴ的早秋
訳あって、知ってる人は知ってるが、昔の雑誌をひっくり返している。昔の雑誌の面白さの一つには広告がある。
一時の隆盛が、いかにあっと言う間のことだったかが分かったりもする。そういう楽しみもある一方で、古いものなんかいらんもんね。そういうスタンスの人もいる。で、問題はない。
今日も1975年の「JAZZ」という雑誌を眺めていたら笑えた。読者のページにこんな広告が載っていた。ほんとの話であるが、実名は載せない。
●サックス、トランペット、トロンボーン、キーボード奏者を求む。当方マルチ・ジャンル的傾向。
である。そして、連絡先が二つあって、それぞれに異なる姓名が記されているのだ。
これをどう読み解けばいいのだろうか。
募集人はどんな楽器を演奏するのだろうか?
ボーカルか?
二人とも?
ほかにメンバーはいないのか?
二人だとしたら、募集メンバーが多過ぎやしまいか?
その場合マルチ・ジャンル的傾向は維持されるのだろうか?
そもそもマルチ・ジャンル的傾向ってなんなんだろうか?
プロを目指すのか?
アマチュアで楽しむのか?
まだまだあるがめんどいから書かない。ちょっと考えただけで疑問は尽きない。
こういうのが雑誌に堂々と載るのが70年代のいいところである(^^)。ちなみに募集したのは府中市のI.Sさんと渋谷のT.Iさんである。りっぱにマルチ・ジャンル傾向系で頑張っていることを祈らざるを得ない。もしかして、あいつとあいつか。まさか、って、心当たりないけど。
ところで、ギターとベースとキーボードとドラムを募集します。当方は楽器屋です、という広告は見たことはないが、ギターとベースとキーボードとホーンセクションとボーカルを募集します。当方はリーダーです。という小説なら読んだことがある。久しぶりのらもさんネタです。
笑えないのは、国民を募集します。当方、総理ですってのだが(あ、笑えるか)。