涼風漂う暑さ
やったねの二連発。
どっちから書こうか。悩むぜ。まずは、うーん。どうしよう。
まあ、では手身近な方から。ゴーヤに実が付いた。連作が続いたから諦めてたんだ
けど、頑張ってくれた。やっぱり愛か。逆光で見ると、鯨が飛んでいるかのようにも
見えて満足満足。もう幾つか成りそうな感じもする。出荷の日が待遠しい。今年の相
場はどうだろうか。
もう一つは全く期待もしてなかった中島らも&糸川燿史の「流星シャンハイ」を見
つけてしまった。300円。割引券を使って250円。狂喜乱舞である。この本は写真集で
あり短編集。さらにいうと短編集であり写真集でもある。当たり前である。
らもさん得意の魔都「上海」の路地裏巡りを、現実に不可思議さを交えて描いてい
る。なんとジョン・コルトレーンまでが出てくるんだぜ。租界時代のジャズ。普通は
ノスタルジックなジャズを描くんだろうけど、らもさんの手にかかるとコルトレーン
になる。こういう本を見つけるのは、やっぱ愛の力ではないだろうか。ますます愛に
磨きをかけよう。意味不明。
やったねの三連発。ちょっとハードな三連発。愛の三連発。
園子温(本名だと聞いた。シオンの園ではないか)監督の「冷たい熱帯魚」は、人
には勧められないが、見たい人は見れば。「愛のむき出し」は、この映画へのイント
ロダクションではなかったか。そのぐらいヘビーだ。長谷川和彦監督の「青春の殺人
者」は、その血の量で規制を受けたが、そんなもんじゃない。いつものようにストー
リーは書かないが、いい役者が揃ったね。
これはどういうわけなのか、日本人じゃないトラン監督がアプローチした「ノルウェ
イの森」。存在の重さと軽さと、それを計る肉体の正直さと不正直さ。村上春樹節は
描かれているように思うが、それにしても人が死に過ぎる、とは原作へのご意見。Y
さんの批判が分かったような。
期待してなかったけれど、出来が思ったよりよかったのが「人間失格」。原作が懐
かしいけれど中原中也って出てきたっけ。でも、あの主役を演じた役者の名前は知ら
ないが、キャスティングはあれでよかったんだろうか。放蕩するようにも、心中する
ようにも、酒浸りになるようにも、女好きにも見えない。脇役はよくもここまで豪華
な人が集まったね。大楠道代さん、もう少し手抜きでもよかったんじゃないかな。と
はいつもの余計なお世話です。

