どんだけ暇だよというそしりに甘んじながら、週末は「ヤンヤン 夏のおもいで」
(台湾映画)、「悪人」(あのやつね)、「あの胸にもういちど」、「アデルの恋の
物語」を見る。
「アデルの恋の物語」はトリュフォー監督&イザベル・アジャーニ。映画館で見
た時は、もっとシャープな映画に見えたけど、いま見たら意外とこぢんまりしていて
驚いた。おもいっきしハリウッド映画の流れを組んでいるし。それにしてもヴィクト
ル・ユゴーの実在の娘の話だということを映画の途中まで思いだせずにいたのははじー
、はじー。もう一つはじーついでにいえば、ラストシーンも勘違いして憶えていた。
雪の降る日に本屋の前で倒れたシーンがラストだと何十年も憶えていたから不思議な
もんだ。
我らがマリアンヌ・フェイスフルとアレイン・デロン(アラン・ドロンともいう
らしい)の「あの胸にもういちど」(68年)、これも、カットの順番を違って憶えて
いた。あの革ジャンに鞭が入るシーンって、ほぼ最初のシーンだったんだね。ずうっ
と後半だと憶えていたんで、いきなり拍子抜け。しかし、映画の出来はいいよね。流
石に60年代、バイクが青春の象徴さ。ちなみに「イージー・ライダー」は1年遅れ
の69年。語呂がいい。意味不明。
あと、「ブーベの恋人」と「ジョンとメリー」も見たかったんだボク。どんな記
憶違いがあるのか、今から楽しみ。来週、頑張ろう。
暇ついでに、TSUTAYAからBOOK OFFへ行ったら、山上たつひこの「喜劇新思想体
系」のコンパクト版が売り切れていたから、暴れてやろうとしたら、なんとなんとお
懐かしや山松ゆうきち先生の「インドへ馬鹿がやって来た」を発見。握りこぶしを静
かに降ろし暴れるのをやめた。
吾妻ひでおは、連載がなくなり仕方なしなし日記を描いたらバカ受けしたが、山
松ゆうきち先生は、仕事がないならインドで自分の漫画を売ってしまおうと背水の陣
的発奮。言葉も何も知らないインドへ行って、自らの著書をインドで出版してしまお
うとするいじましさが最高。でも、山松ゆうきち先生の本が日本で売れないのは変だ
ぜ。家から持っていったヤツは絶対に返ってこない。それが面白い証だぜ。
漫画によると山松ゆうきちは、ガンを患い、糖尿病も悪いらしい。酒は飲まない
らしいのに…。葉っぱも身体に合わないと描いてあった。せっかく、インドにいなが
ら。そこかよ。