一死満塁。打者は遊撃手正面へゴロを打った。この打球を遊撃手は前進してきて捕球しようとしたが、三塁へ向かっている二塁走者と接触し、ゴロを捕球できなかった。ニ塁走者はそのまま駆け抜け打球は左中間を転々、フェンスまで転がり塁上の走者一掃され打者走者もホームインした。プレイ後、守備側チームの監督は「今のは守備妨害ではありませんか。」と球審に質問。遊撃手に「ぶつかりましたか。」と確認。「はい。」と答えた遊撃手。二塁審はぶつかったようには見えなかったと主張。球審は一連の流れで起きたプレイなので問題ないと判定した。
さて…どう思いますか?
A.ニ塁走者と遊撃手との衝突(交錯)は偶然起きてしまった出来事なのでボールインプレイで、ニ塁走者と打者走者の進塁を認め、満塁ホームランとなる。
B.ニ塁走者と遊撃手との衝突(交錯)は偶然に起きてしまった出来事ではあるが、守備妨害となる。ボールデッドになりニ塁走者はアウトとなり、打者走者のみ進塁を認め、二死、満塁となる。
C.ニ塁走者と遊撃手との衝突(交錯)は偶然に起きてしまった出来事ではあるが、守備妨害となる。ボールデッドで打者走者はアウトとなり、ニ塁走者の進塁を認め1得点で二死、走者二三塁となる。
A.ニ塁走者と遊撃手との衝突(交錯)は偶然起きてしまった出来事なのでボールインプレイで、ニ塁走者と打者走者の進塁を認め、満塁ホームランとなる。
B.ニ塁走者と遊撃手との衝突(交錯)は偶然に起きてしまった出来事ではあるが、守備妨害となる。ボールデッドになりニ塁走者はアウトとなり、打者走者のみ進塁を認め、二死、満塁となる。
C.ニ塁走者と遊撃手との衝突(交錯)は偶然に起きてしまった出来事ではあるが、守備妨害となる。ボールデッドで打者走者はアウトとなり、ニ塁走者の進塁を認め1得点で二死、走者二三塁となる。
公認野球規則7.08 走者アウト(b)
走者が、送球を故意に妨げた場合、または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。
【原注一】打球(フェアボールとファウルボールとの区別なく)を処理しようとしている野手の妨げになったと審判員によって認められた走者は、それが故意であったか故意でなかったかの区別なく、アウトになる。しかし、正規に占有を許された塁についていた走者が、フェア地域とファウル地域との区別なく守備の妨げになった場合、審判員がその妨害を故意に判断したときを除いて、その走者はアウトとならない。審判員が、その妨害を故意と宣告した場合には次のペナルティを科す。無死または一死のときは、その走者と打者とにアウトを、二死後のときは、打者にアウトを宣告する。【注1】〝野手が打球を処理する〟とは、野手が打球に対して守備しはじめてから打球をつかんで送球し終わるまでの行為をいう。従って、走者どの守備行為でも妨害すれば、打球を処理しようとしている野手を妨げたことになる。【注2】走者よりも守備が優先で走者がスリーフィートライン内の走路を走っていた場合でも、打球を処理しようとする野手の妨げになったと審判員が判断したときには、本項の適用を受けて走者はアウトになる。
つまり「B」が模範解答ですが、今回は妨げになったとは判断されなかったのでしょう。四審で一死満塁のケース、二塁審は外より内にいたほうが正しい判定し易いですね。
【原注一】打球(フェアボールとファウルボールとの区別なく)を処理しようとしている野手の妨げになったと審判員によって認められた走者は、それが故意であったか故意でなかったかの区別なく、アウトになる。しかし、正規に占有を許された塁についていた走者が、フェア地域とファウル地域との区別なく守備の妨げになった場合、審判員がその妨害を故意に判断したときを除いて、その走者はアウトとならない。審判員が、その妨害を故意と宣告した場合には次のペナルティを科す。無死または一死のときは、その走者と打者とにアウトを、二死後のときは、打者にアウトを宣告する。【注1】〝野手が打球を処理する〟とは、野手が打球に対して守備しはじめてから打球をつかんで送球し終わるまでの行為をいう。従って、走者どの守備行為でも妨害すれば、打球を処理しようとしている野手を妨げたことになる。【注2】走者よりも守備が優先で走者がスリーフィートライン内の走路を走っていた場合でも、打球を処理しようとする野手の妨げになったと審判員が判断したときには、本項の適用を受けて走者はアウトになる。
つまり「B」が模範解答ですが、今回は妨げになったとは判断されなかったのでしょう。四審で一死満塁のケース、二塁審は外より内にいたほうが正しい判定し易いですね。(IP:イリーガルプレー)