第一アドベント

 

鉱物の週

 

アドベント 最初の週は 石の光

 

その光は 貝殻の中に、クリスタルの中に、骨の中に 輝いている

 

 

なぜか? なぜか?

必然に  必然に

 

わたしが 子どもを 亡くしたことを

話さざるを得ない場面が 最近多い

 

 

神は 与える存在 ならば

 

なぜ 奪うのか?

 

と お母さまを亡くされた方に 涙ながらに問われた

 

 

わたしは 神に 奪われたとは 感じていない

 

神は 奪わない

本当に

 

 

我が子が 天命と決めてきたいのちを まっとうしたのだと 感じている

 

 

奪われたと感じるのは 人間的な心に過ぎない

 

ただ 天の理に沿っただけなのだ

奪いはしない

 

 

 

「なぜ 子どもを亡くして 立ち直れたの?」

と 問われた

 

「わたしは 立ち直っていない」

と答えた

 

 

ただ 「死」という 別の生の在り方と共に 生きることを 受け容れた

 

それだけ

 

見かけが違うだけで 生きているから

 

 

でも 亡くした当初は ショックすぎて 意味が分からなかったんだ…と語った

 

頭ではわかる 亡くなったということが

 

でも、存在が無くならないから

 

「どこにいるの?」

 

と探しに行ってしまう

 

 

 

「どこに居るの!?」と泣いて叫んで目覚めたこともある

 

『NICUに居るよね?』という思いが断ち切れず

NICUに探しに行きたい自分を 何度抑えたか知れない

 

実際の行動として探しに出かけたりしたら、

周りの方達が泣くほど、ご自身をすり減らすほど

わたしのことを心配するのも分かるから

 

わたしは 自分の内側に 探しに行ったのだ

 

 

まさにそれは 宮澤賢治と同じだった

 

銀河鉄道の夜 / 青森挽歌

 

亡くした親友と共に乗る 夜の銀河鉄道の旅

 

亡くした妹とし子を探す 異国への鉄道の旅

 

 

わたしも 自分の内側に 我が子を探した

 

居ると 思ってた

 

みんな 永遠のいのちを持っているのだから

 

そうしたら 居たんだ…

 

 

 

だから別に 立ち直った訳じゃない

 

死と共に生きている だけなのです

 

 

 

骨の中の光  アドベントの第一の光

 

骨は 最も死んだものであると同時に

もっとも 霊的なものをとおすもの

 

骨がなかったら 霊的な光は来ないだろう

 

そして 血液が 霊的なものを掴む!!!

 

 

 

骨の内にある 光

 

あなたの うちに 精神界から注ぐ 霊の光

 

あなたは 毎日 毎時間 毎瞬間

 

それに 貫き通されている

 

それが無ければ あなたは存在していない

 

 

 

 

「なぜ 神は居ると言うのか?! 神なんて信じない!」

とも言われた

 

 

 

 

神が居ないなら 説明のつかないことが多すぎる

 

なぜ 地球がある? なぜ 生と死がある?

なぜ 眠りと目覚めがある? なぜ 人が存在する?

なぜ 人と人が出会う???

なぜ わたしが居て あなたが居る???

 

 

わたしは 考えに考えて

実験し 検証し 体験し

神が居るとしか言えないと 結論付けた

 

神を信じているんじゃない

神を認識している

意識的に

 

 

わたしは 我が子の 骨に こだわりつづけた

いつまでも 納骨できなかった

結局 分骨して毎日身に着けている

 

それは

 

亡くなっても死なない 永遠の体のことを

 

わたしは 無意識的に感じていたのだと思う

 

 

これこそ 過去の書き換えだろうか?

 

それとも あとから発見した事実だろうか?

 

 

 

どっちだって 構わない

 

 

 

わたしはそれで 納得していて しあわせなのだから

 

 

 

賢治さんは

「わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です」

と言い

 

シュタイナーさんは

『人間が「存在」と呼んでいる あの交互作用の中には、

永遠の霊のいのちが隠されているのですよ』

と言う

 

 

ああ そうだ そうなのだ…

 

 

そんなことを感じる アドベントの第一週です

 

 

 

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