京都大学の藤井 聡 教授の講演を聴く。「公共事業が日本を救う」(文春新書2010)の著者だ。
米国の「年次改革要望書」に基づく、日本の談合の禁止により日本経済がダメになったという指摘から、今回のTPPをうけれれば日本を亡国(ほろびた国)になることがはっきり見えているとのことだった。
日本の今のデフレ(供給が多くて需要が少ない状態)を変えて、日本の経済状態を良い方向にむけるためには、公共事業とりわけ古くなった橋や港などのコンクリートの構造物を改善することだとの主張。つまり公共事業を増やして(需要を増やして)今の国内の経済を改善すべきだとの主張だ。
ここで、その前提として、これまでよりももう一段上の文明社会をつくるという目標を明確にしなければならないと言われた。つまり、明治以降に作られてきた(おおよそ寿命50年の)コンクリートによる社会基盤をもう一つレベルを上の社会基盤にするチャンスと捉えて社会基盤の改善をすべきだという主張だ。
「コンクリートから人へ」って、口当たりがいいだけで何もできない民主党の政策を徹底的に批判されていた。
その根拠として、米国、英国などの欧米の国のすべては寿命が近づいた社会基盤を更新するために公共事業費を近年は増額している(一番少ないドイツでも横ばい)。その中で日本は平成8、9年ころのピーク時の今は4割だ。・・・これでは早晩、日本の国がなくなる。つまり、米国の建設会社の侵入やTPPによる国内農業の破壊により日本がなくなるということだ。
したがって、民主党なんかに投票すべきではないと力説されていた。
・・・・しかし、オレは、民主党意外に投票して、また別の政権ができたらうまくまわるんかいな?って考える。
と同時に、北陸新幹線をやめて、そのカネで今ある橋や港のコンクリートをもう一段上のレベルの社会基盤に作り直すことがまず大事だと考える。
ひとりひとりができることは、投票行動と宮台さんの言われる「国も市場もたよれないから地域の共同体を再生し助け合いの地域社会をつくること」しかないと感じる。
娘が出産ドキュメンタリー映画「玄牝」(河瀬直美監督)をみて感動したようだ。9月出産予定のメイのヨウコにもぜひ観て欲しい。
http://www.genpin.net/story.html
つきの世代に迷惑をかけない社会を残せるように一人ひとりができることをやろう!
以上っす。