子どものころ、寺の敷地がおもな遊び場だった。

 かくれんぼは、よくやった。

冬には雪囲いを足場にして、寺のひさしの上も隠れ場所になった。


陣取り、かわら当て、ソフトボール(狭いので近くの家にボールがよく当った)


夏休みにはラジオ体操だ。じいさんやばあさんも来た。


寺には鐘のないかねつき堂があった(今もある)。


 かくれんぼを複数対複数でやるものをフツウは“ドロケイ”というらしい。「団地ともお」を読んで最近知った。

 ワイらの地元では“探偵とチンポ”という。なんで、“チンポ”なのか。不明だ。


みんなが円になる。各自指で輪っかをつくる。

一人が「たんていとちんぽ♪」といいながら、一文字ごとに順にみんなの指の輪っかに人差し指に入れまわる。これを繰り返して、探偵とチンポを分ける。

 この分けかたもなんだかヒワイだ。


おわり