朝はセミの鳴き声で目が覚める。東京でも案外自然は残っているものだ。クーラのーのきいた部屋で高校野球を観る。高校球児の若さが画面を通して伝わってくる。午後は普段読まない本を携えて、スタバへ。隣には受験生らしき若者が一生懸命受験勉強をしている。


自分の受験時代はもう随分遠い昔のこと。夏は「受験の天王山」と言われていた。同世代の高校生が出ている甲子園を何か別世界の出来事のように感じていた。夏だというの青白い顔をした受験生だった。そう言えば、第一志望校の受験科目の負担が大きく、志望校を変更したのが夏期講習の前後だった。戦わずして敗北を認めたかのような何とも言えない無力感を感じたように記憶している。今にしたらほんの些細なことだが・・・。


あれから何年たつのだろうか。夏もいよいよ後半戦。がんばれ受験生! 頑張れ、甲子園球児!