一昨日 は、洋書と和書の「併読法」について、昨日 は純粋に英語力アップのための勉強法について述べました。 この2つの方法を組み合わせていくだけでも、ビジネスに役立つ英語力は着実にアップすると思います。


今日はこの2つの方法に加えて、短期集中型で大量の英語に触れる方法をご紹介いたします。
例えば、海外留学を目指される方などは、大学(院)の要求する英語力を満たすため、短期間で英語力を飛躍的にアップさせるようです。このような成果が出せるのは①目的と期限が明確で、②鬼気迫る勢いで英語を勉強するからだと思います。 さすがに、このようなテンションを常に維持するのは非常に疲れますから「期間限定」になるのですが、集中的に英語力のアップを図るという点では非常に効果的です。 


(上記のような感じで)「戦闘モード」体勢でビジネスパーソンが集中して英語力アップを図る方法があるでしょうか? その方法として今回ご紹介するのは、米国系の資格取得を目指す(あるいは部分的に活用してみる)という方法です。例としては、USCPA (米国公認会計士)やCFA(CFA協会認定証券アナリスト)等の資格があります。
試験内容に興味が沸かなければ無理に取り組む必要はありませんが、もし内容に興味が持てるようであれば、こうした資格の勉強を通じて、英語力アップを(併せて)図る方法もあると思うのです。

実は、普段あまり英語に触れていないビジネスパーソンの方が、本格的な英語力を身につけるチャンスはさほど多ないのではないか?と思います。ですから、「短期集中で一気に英語力を高めたい。しかも仕事に役立つ領域で・・・」、という考えをお持ちの方は、集中的に英語に取り組んでみる絶好の機会であるともいえます。そこで、ご自身の興味の中で、利用できる米国系資格試験があるかどうか調べてみるのも有意義かもしれません。


なお、誤解を避けるために申し添えれば、これらの資格取得自体に非常に大きな将来性があるという趣旨でご紹介したのではありません。あくまで、ビジネス関連知識と英語力を同時に高めるdriving forceとして活用できるものがあるのではないか、ということを示唆させていただいたまでです。


3日間に渡ってご紹介した3つの方法。 参考になりましたでしょうか?