週末はLughter Yoga(ラフターヨガ・笑いヨガ:LY)のリーダー養成講座でした。
今回は30名の方に参加していただき、2日間大いに笑いました。
LYは、今や世界70カ国以上に広まり、非常に有効な健康法として、一つのムーブメントとなっています。
ラフターヨガ・インターナショナル(Laughter Yoga international)
http://www.laughteryoga.org/
日本でも大いに広まりを見せ、大学や、行政などにも呼ばれてLYのエクササイズをやることもあります。
2月には、世田谷区のイベント「健康づくりアクションフォーラム」にも呼ばれて、100名の方と笑ってきました。
今回は、スタッフ兼アシスタントとして参加してきました。
私自身も笑いヨガをやるのですが、
私はこの「笑い」というものの作用や効果に非常に注目しています。
「笑い」は、個人の健康、そして生活の質(Quality Of Life)を向上させるのみならず、企業や組織においても、メンタルヘルス、組織の活性化等にメリットがたくさんあるからです。
今回は、LYの視点から、「笑い」とメンタルヘスル、そして組織活性について少し触れてみたいと思います。
インプロも「笑い」を個人や組織にもたらすという点ではとても有効です。
でも、さらに「笑い」ということに焦点を与えると、このラフターヨガ,笑いヨガは、非常に優れた点を持っています。
ラフターヨガ・笑いヨガの個人の健康や企業や組織におけるメリットは次のようなことが研究で言われています。
・ストレスの緩和 :唾液中のコルチゾール量の低下
・自覚ストレスの低下 :PSS試験の結果
・肯定的感情の増加 :肯定的感情の有意な上昇
・失感情症の改善 :Alexithymia尺度・TASの変化
=EQの向上
また米国の研修では次のような結果が出ています。
・自己効力感の向上
・「自己の能力」「対人関係の能力」「役割に関する能力」のすべてのスコアで、有意な上昇と60~90日後間での持続的変化。
他にも、LY、そして「笑い」の効果に関する実証的研究は沢山でています。
日本でも、大阪大学などたくさんの機関が研究をしています。
つまり、「笑い」そのものに、ストレスを下げたり、肯定的な感情を増やす、というメンタルヘルス上の効果が期待できます。
さらに、自分や他者、役割に対する自己効力感を上げ、それが組織活性化につながり、しかもそれがまたメンタルヘルスの向上にもつながるのです。
しかも、笑うことは「タダ」なので、こんなに安上がりで効果的な健康法はないわけです。
私は好きでLYをやっているのですが、LYやインプロはメンタルヘスルという観点からも、企業や組織に取り入れられています。
その理由は、上記などの効果がある、と言うこともありますが、
でも実際は、「健康にいいから笑いましょう」といっても、なかなか笑えないからです。
健康に影響がある量の笑いを確保するためには、大体1日15~20分は必要だと言われています。
ところが、実際笑ってみればわかりますが、持続的に笑うことは非常に大変で、面白いコントを観ても、ポイントポイントでは笑いますが、合計量としては対して時間はかかっていなかったりします。
LYでは、その「笑い」の確実に確保することができます。
それは、例え面白いことやおかしいことがなくても、「理由もなく笑う」ことができるからです。
そのようなことは、LYの次のような原理によっています。
「Laugh for no reason!」
「Fake it until make it!」
「Motion creates emotion」
そういった原理に基づくことにより、LYでは、持続的に笑うことができ、笑いの量を確保する手段としては非常に理想的なツールだと言えます。
個人でもそうですが、会社や組織で、定期的に、持続的に笑いの量を確保することは、メンタルヘルス、対人関係等の質を上げ、さらに創造性も養うことになるのです。
○ラフターヨガ・笑いヨガとは
・LYとは、「ヨガの呼吸法」と「笑いのワーク」を組み合わせたユニークなエクササイズです。
・健康と活力に影響を及ぼし、対人関係の向上、人とのつながりをもたらします。
・コメディーやユーモアのセンスが必要なく、誰でも笑うことができる方法です。
・インドの医師、マダンカタリアがインドのムンバイ(ボンベイ)で始め、今や世界70か国、6000以上ものクラブが存在し、各地で活動を行っています。
・日本でも、近年TVでも紹介され、次第に火が付き始めています。
・You Tube に放映されたものがupされているので興味がある方は見てみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=Ww_0XW1fTtY
○いろんな「笑い」の方法がありますが、実施上でLYの利点は次のようなものがあります。
①座ったままでもできる。
②認知や身体に問題があっても、笑うことができれば誰でもできる。 -障がいを持った方、子どもにも
③着替える必要がなく、道具もいらず、狭い場所でもできる。 -いつでもどこでも
④短時間で大きな運動効果が得られ、10~15分間で1日中エネルギーに満ちた状態でいられる。
⑤笑いは伝染するので、他の日常場面でも楽しく笑いやすくなる。 -肯定的感情
○「笑い」の社会的組織的な効果は次のようなことがあげられます。
①お互いが開放的になり、リラックスを促進する。
②仲間意識を強める。
③批判や嫌味を言うことが少なくなる。
④チームワーク・生産性・効率・やる気を高める。
⑤自信が高まり、コミュニケーションスキルや創造性も高まる。
○まとめ
・「笑い」は、個人、組織に関わらず、メンタルヘルスに非常に有効。
・自己効力感、対人関係にも肯定的な影響を及ぼす。
・「笑う」のはタダ。効果的かつ経済的・
・「笑う」ことは、いつでも、どこでもできる。
・「笑い」のツールとして、ラフターヨガ,笑いヨガは非常に優れている。
○リーダー養成講座のタイム・スケジュール(例)
<1日目>
9:30-10:00:チェックイン
10:00-11:00:自己紹介・アイスブレーク
LYとは・歴史
LYのセッションの流れ
11:00-11:15:休憩
11:15-12:30:デモセッション・エクササイズ
12:30-13:30:昼食
13:30-15:00:基本的な流れの習得 5つのポイント 4つのステップ
15:00-15:20:休憩
15:20-16:20:セッション・参加者のデモ
16:20-17:00:リラクゼーション
質疑応答・シェアリング
<2日目>
9:30-10:00:チェックイン
10:00-10:45:セッションのリードⅠ
10:45-11:00:休憩
11:00-11:30:子どものためのLY
11:30-12:30:セッションのリードⅡ
12:30-13:30:昼食
13:30-14:45:高齢者のためのLY
LYに置ける留意点
笑いヨガの効用
14:45-15:00:休憩
15:00-16:30:全体セッション・リラクゼーション
16:30-17:00:修了式・認定証等
○週末の養成講座の様子
LYにはいろんなエクササイズがあります。
すでにあるエクササイズもありますし、その場で出てきたものを使ってエクササイズを作ることもあります。
これは飛行機ラフター/笑い
全体でのエクササイズ。
グループになってのエクササイズもあります。
グループで、リードしてもらって、LYのスキルを習得します。
最後はリーダーの認定証を渡して終了。
今回30名のリーダーが誕生しました。
これからもたくさんの笑いが広がるといいですね。