こんな日記を載せるべきなのか悩んだ。
でも、ここにキロクさせてほしい。

誰かの何か役に立てば幸いだが、
不快な気持ちにさせてしまったらごめんなさい。



今月はじめに25年来の友人が、自らの人生に幕を降ろした。

初めは普通でいられた。
札幌の友人から何度も着信があった時点で、予想していた。


ホントにバカみたいに冷静だった。

数日たって、はじめて涙が出た。
自然なことだと思い、善かったと思った。

そしてまた少したったくらいからどうもおかしい。
眠れなくなってきた。
夜中に何度も飛び起きるようになった。
朝起き上がれなくなった。


意味もわからず、涙が流れるようになった。
意味もわからず叫び出すようになった。


頭にハゲができた。
それがだんだん大きくなってきた。

自分でナニかを選択するの難しくなった。
自分で決めることが難しくなった。


昔のことを思い出すようになった。

高校時代の彼女の姿、声、文字、出来事、次々と思い出すようになった。


大人になってから、私のことを気遣ってくれたこと。

作った石鹸やアクリルたわしを手紙と送ってくれたこと。

数限りなく浮かび上がってくる。


私はなぜもっともっと感謝できなかったのだ。
大好きだと言うことを伝えられなかったのだ。

相方が同じく幕を引いたときにあれほど心に誓ったのに、
私は学べないのだ。
感謝できないのだ。
自分勝手なのだ。


もうすぐ母の命日。
それから1週間で相方の命日。



3人への思いは募る。

みんなこの世にはいない。
私は本当の意味で受け入れられているのか。


抑圧された悲しみ、怒り、不安…
そんなものを抱えたままではなかったのか。


目をつぶると、顔の上半分だけのモノが次々浮かぶ。


耳を閉ざすと、死を意識する言葉が浴びせかけられる。



でも、これらは幻覚でも幻聴でもないことを知っている。


誰が言ってるわけでもなく、
私自身が私に怒り、憤り、悲しみを浴びせかけているのだ。


今日までの気づきはここまで。

ナニかを気づく度に書き残したい。

2度と後悔しないために。