通しとか通さないとか。(みく) | インプロ部 Platform

通しとか通さないとか。(みく)

通し稽古を2日の夜に行いました!

これまでパーツだったものが、はじめてひとつの公演の姿になりました。

まだまだ荒い部分や修正点、課題などもありますが

とりあえず一安心。

全貌が明らかになり、やっぱり面白い公演なのではと思います。

自画自賛。いやいや、ここは自信もっていきます。

稽古では

これまで内容を観ていなかった辻さんと

のんべさんの奥様、きょうこさんが来てくださり

アドバイス、ご意見をたくさんいただきました。

自己評価というのはさっぱりあてにならないものでして

わたしが、課題だと思っていた部分や変えようと思っていたところはそのままのほうがよく

逆に意外な穴が見つかったり

観ていただいて良かったです。

実は、本域の通しけいこはこれが最初で最後。

即興の品質管理の実験でもあります。

ここからは周辺的にアプローチして公演の質を上げる方向です。

さて

これからはなるべく毎日、公演の進行を

twitter、blogでお知らせしていきたいと思います!

そして、みくのblogとプラフォblog同時投稿!!

プラフォblogにはもちろん他のメンバーもUPしてくれます!



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さあ、もうすこし書こうかな。

今回の公演の見どころをご紹介。

①ヒロイン選択制

これは今回のメインの実験です。

AKB総選挙も盛り上がってますがこちらも熾烈なセンター争いですよ。


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いえ、仲いいですけどね。

これは、

お客様参加の形にバリエーションをつけ

たくさん参加していただきたいなあとおもって、その種類を考えた時に

・タイトルを出す

・舞台上で参加する

・大事な選択をする

とだいたいみっつに分かれる気がして、「大事な選択」というものを取り入れてみようと思いました。

また前回が4回公演だったにも関わらず小屋入りしてからだんだんと慣れてしまうと言う

恐ろしいインプロ長期公演の罠に打ち勝つ脱マンネリ作戦という観点です。

ただでさえ、タイトルによってお話は変わるのに

どちらがヒロインになるかでまったく雰囲気が変わってくるので、

今回の公演はリピート観劇もほんとうにお勧めです。

②台本と即興が溶けあう瞬間

これは、1月のプラザソルショーケースでさんちょと取り組んだ課題からつながるものなのですが。

前回の公演が「台本パート」「即興パート」が入れ子構造であり

その接点がほんとうに「点」であったのにたいして

今回は「面」というか

脱境界的なものを目指しています。

即興と台本の境を明確にするのはこうした公演をするうえで親切だと思いますし

前回は初回ということもあってそこをきっちりと解説してみたのですが

今回は境界を隠すのではなく、境界を溶かしてしまう感覚。

隠された境界は「どこからが即興なの?」なんて訝しくなってしまうものなのですが

もはやそれを通り越して溶け合い

「即興か台本化なんてどうでもいい、ただ面白い」と

おもっていただけるレヴェルになりたいと思っています。

こうした試みは台本芝居のサイドでも、即興芝居のサイドでも少なからず行われているとおもいますが

わたしはあくまで即興芝居の立場にいるということは明らかにしておきたいです。

すべての演出、構成、テキストは即興性を高める仕掛けとして考えています。

ちょっと、このことを書くと熱くなってしまいます…。

難しいことを書いてしまったかも。

気楽にお楽しみください。

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③生演奏タイム

むらむーがこの公演のために書き下ろしてくれたテーマソングを

むらむーのピアノとぼぅちゃんのトロンボーンで生演奏!

しかもこのテーマソング、ヒロインがどちらかによって別の曲に!?

天才むらむーの素敵な調べをお楽しみください。

そのほかの即興演奏ももちろんむらむーが行います!

④密な即興オペレーション

照明ろーらちゃんと音響たくちゃんもどんどんレヴェルアップしています。

何度も頻繁に即興に関わって、いっしょにたくさん稽古してくれるスタッフさんというのは

ほんとうに公演の可能性を広げてくれます。

今回は、ろーらちゃんにはシーンエンディング

たくちゃんには公演の結末を握る選択を委ねてみました。

プレイヤーだけではない即興を味わっていただけると思います。

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⑤いちばん観てほしいのんべさん

この公演を行うと決めたとき、

のんべさんとのコラボなしには成立しないと思っていました。

わたしが、ここ数年のんべさんのソロライブをお手伝いさせていただいたり

開口一番についていったりして目撃してきた

のんべさんのソロパフォーマンスの魅力。

その経験値とことばのお力を今回お借りします。

しかも、わたしが一番だいすきな作品をリスペクトさせていただいています。

共演でありながらちょっと距離のある、不思議な遊び合いになっています。

⑥一番大切な部分

構成の仕掛けはたくさんありますが

最後はこの公演のおおきなストーリーそのものです。

ひとりの女の子が恋をして、いろいろな男性とお付き合いして

誰と結ばれるのか、どんな人生を歩むのか

Platformの面々が等身大で

その瞬間瞬間にうまれる感情と向かい合いながら

毎回、言葉通り「恋をする」そして「愛する」

誰が泣き誰が笑うのか

どんな人間ドラマがうまれるのか

それに尽きます。

インプロ部 Platform

どんな方にもお楽しみ頂けるように、心を尽くしてまいりますので

ぜひぜひ観にいらしてください!

インプロ部Platform第2回公演
「愛とか恋とか。」

ひとは生まれてから死ぬまでに、どれだけの人と恋に落ちるのだろう
ひとは生まれてから死ぬまでに、どれだけの人と愛を育むのだろう
ひとりだったらえらいのか たくさんだったらすごいのか
そのどちらにもなりきれないわたしは
いわゆる『普通の女の子』というやつなのだろう

プレイヤーたちが等身大で描く、
ひとりの女性の初恋から結婚までの恋愛履歴

お客様のお題で物語が決まる!
お客様がヒロインを選べる!
どこまでも参加型を追求した「目の前で紡がれる芝居」
インプロ部 Platform

2012年6月15日(金)~17日(日)
全5回公演

15日(金)19時
16日(土)14時/19時
17日(日)14時/19時

宇宙館(明大前駅から徒歩7分)
http://wuchukwan.web.fc2.com/mysite1/index.html

プレイヤー
住吉美紅 
嶋拓哉 
早さきえこ
安見謙一郎

ミュージシャン
村田貴章

ゲストプレイヤー
小原敬生(東京オレンジ)
村上裕亮(劇団ひまわり)
蔵重智(ライト・トラップ)

音響 TAKU
照明 佐藤歩
スチール撮影 平井永恵
アドバイザー 辻周典

構成演出   住吉美紅
製作      Platform



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