適確な判断と地道な努力を 

◎商売不振といってもその性格によっては、ただ意地になって努力してもしかたがない場合もある。時代の流れや、その地域全体の変化が不振の原因である場合は、あなた個人がいくら努力してもしかたがない。そんなときは、キッパリとあきらめて、早く転職したほうがよい。粘れば粘るほど、傷口は大きくなりかねない。

 このように、商売というものは意地になって、突っ走ればいいというものではない。やはり、冷静で、かつ客観的な判断力というものが必要である。そのうえで、努力や工夫を重ねることだ。

 ここが商売や事業の難しいところだが、またやりがいのあるところでもある。

 

 課題 お客様の要求を知る。

    時代の要求を見抜くことが大切。

 

毎朝、お客様を思い浮かべて感謝しよう! 

 朝の開店前や、取引に出かける前に、お客様や取引相手を頭に思い浮かべる。そして、そのイメージのお客様に「今日もありがとうございます。真心でサービス(取引)させていただきます」と感謝する。

 どんな事業や商売も、お客様がいなければ成り立たないということを忘れてはいけない。黙っていても、毎月の支払いは結構あるものだ。

こびへつらう必要は全くないが、お客様を大切にすることである。

お客様を大切に思う心が、あなたの表情や態度となって表れ、お客様をひきつける大きな魅力になる。

 

<まとめ>

① 繰り返しになるが、くれぐれもお客様を大切にすることである。少し商売が順調に行きだすと、お客様をお客と思わないような傲慢な態度をとる人がいる。そんなことでは、すぐまたダメになる。お客がいなければどうにもならないということを、いつも忘れないことだ。

② 商売が多少うまくいかないからといって、すぐ落ちこんだりしないことだ。

あなたが落ちこんだら、会社や店全体の活気まで無くなる。そうなると、ますますお客は遠ざかる。原因を究明する努力を怠ってはならない。

不況でも必要とされるものはある!

 

「私の舞台を見にきてくださるお客さまがいるのはありがたいことだ。おかけで、私は日々を安らかに暮らせる。私の最高の演技をごらんに入れよう」

サーストンは、舞台に立つ時、必ず心の中で「私は、お客さまを愛している」と何度も繰り返し唱えるという。読者は、この話を、馬鹿馬鹿しいと思おうが、滑稽と思うが、ご自由である。私は、ただ、世界一の奇術師が用いている秘法を、ありのままに公開したにすぎない。

<人を動かす 文庫版  76〜77ページより抜粋> 

 

 

 

得意先の信用を得るには 

https://ameblo.jp/nam100/entry-12414477928.html

人を動かすためには?

https://ameblo.jp/nam100/entry-12413279938.html