新たな制限対象物質の追加については、検討が始まったばかりであり、最終的な結論までは、まだまだ時間がかかります。また、電気電子製品のグローバルなサプライチェーンを考えますと、仮に追加が決定し、正式に官報で公表されたとしても、一定の猶予期間が設定されることは間違いないです。今回評価対象となっております7種の物質群については、複数のベリリウム化合物についても、現在導入が進められいる情報伝達ツール「chemSHERPA(ケムシェルパ)」の管理対象物質に収載されております。追加候補である7物質群について、伝達ツールなどで収集した含有化学物質情報を確認しておくことも必要であると思います。