好きか
嫌いか
そのどちらかを選んで
好き
と感じるものの方を選ぶ。
やりたいことをやる。
やりたくないことをやめる。
日常の営みの中に
これらを取り入れる人は
多いと思うのですが、
本当に好きなことや
本当にやりたいことが
分からない。
という方も
意外と多いですよね。
私の周りにも
意外と多いです。
私は
嫌いな方を
無意識に選んで
自分に不自由さを
感じさせていた時期が長く
むしろ
そこを乗り越えてこそ!!
とか
これが克服できたら!!
みたいな
体育会系なノリで
ある程度まで
乗り切った(つもりになるような)
疲れる生き方を
してきたので
単純に
好きか嫌いかで選ぶことに
最初は怖さも感じました。
だって
それはやりたくないな。
って嫌悪感があるものを
やめるにしたって
静かに声をあげずに
遠ざかることも
誰かに
何かを言われそうだし
好きなことを
純粋にやろうとすれば
わがままだ。
自分勝手だ。
と言われるのが怖いし。
って
どんだけ狭い世界の
住人として
生きていたのかと
今ならわかるけれど
その渦中にいる時には
やっぱり
どちらも怖かったなぁ。
だけど
もう
「頑張れなかった」んですよね。
何も言われないように
評価を得られるように
って頑張るのが苦しかった。。。
そんな中で
私が
唯一、えいやーーっ!と
勇気を振り絞って
やってみたことが
誰にも迷惑がかからないような
小さなことから
好きや嫌いで
選んでみる。
でした。
それこそ
本当に小さなことから。
自分の中でしずかーに完結するような
小さなことから。(笑)
目の前のことを
一つ一つ丁寧に
自分の中の気持ちを
見つめながら
時に
じっくり味わいながら
今、やれることに
集中したんですね。
そんなことをやっている途中で
焦ったりもしました。
当時は、離婚もしたばかりでしたし
犬3頭をかかえて
生まれ育った群馬を離れましたし
職にも就いてなかったですしね。(笑)
だけど
焦って苦しくなる時ほど
目の前のことを
大切にしない時。
うっかり
すんごいミラクルでも
起きてくれないものかと
勝手に期待をして
成長できていない
自分を
責めたくなる時でしたから。
その度に
我に帰るのです。
そしてまた
小さなことから
今、やりたいことをやる。
をコツコツ始めます。
そうすると
不思議なことに
途端に
安心し始めるのがわかります。
私にはないと思っていたものが
目の前にちゃんとあることに
安心するのです。
それを繰り返していくうちに
本当にやりたいことや
本当に好きなことは
まるで運命の出会いかのように
目の前に現れます。
その時には
気づいたら
やりたくないことは
やめられていることも多かった。
本当に好きなこと
やりたいことを
見つけられない時には
目の前のことに
ひたすら打ち込もう。
そこで
小さなことから
好きか嫌いかを
丁寧に
自分で感じてあげながら
過ごしてみよう。
大丈夫。
絶対に見つかるから。
好きなことをやるためには
絶対に諦めない猫。(笑)