桜が満開になったかと思ったら
急に真冬のような天気になり
人も動物たちも
体調を崩すお話を
たびたび耳にします。
どうかお大事に。。。
先日、それはそれは
見事な桜を見かけました。
そんな桜を見るたびに
以前、承った
旅立った犬との
セッションを
思い出します。
その犬が見せてくれた
飼い主さんとの思い出。
それは
満開の桜の映像でした。
その映像に添えられたのは
「約束が果たせて嬉しい。」
という
清々しさを伴う
明るい気持ちと
満面の笑みでした。
この桜にお心当たりはありますか？
と、うかがうと
飼い主さんは
号泣されました。
ひとしきり泣かれた後
飼い主さんの口から出た言葉は
亡くなる数ヶ月前に
毎年楽しみにしていた桜が咲くまで
頑張って欲しい。って
言い続けてしまったこと。
病気で辛いのに
ここまで頑張らせてしまった。
という
強い後悔と罪の念でした。
でも
旅立った愛犬から
最愛の飼い主へ
伝えたかったことは
「約束を果たせて嬉しい。」
だったのです。
この瞬間に
飼い主さんの罪悪感を
終わらせました。
ずっとずっと
この先も一年に一度は必ず咲く
大きく見事な桜。
それを見るたびに
愛犬と共に生きた日々を
思い出せるように
幸せだったと伝え続けるために
教えてくれたメッセージで
そして
飼い主さんにとって
悲しい思い出が
幸せな思い出に変わった瞬間でした。
お互い頑張ったね。
やり切ったよね。
最高の思い出だね。
自分が生きたこと
生き抜いたこと
飼い主と共に「在った」こと
どうか忘れないでね。
こんな風に
動物たちの愛は
旅立った後も
決して変わらない。
それを知ることで
癒える悲しみが
確かにある。
そんな風に思います。
皆さんは
共に暮らす動物たちと
どんな思い出を
刻んでいきますか？
