ドイツ本国に行くとヨーロッパ名物の縦列駐車の列が目につきます。
 
その中で縦列ではなく横列駐車しているスマートをよく見かけます。



コンパクトな車体を活かした駐車の仕方に思わず納得してしまいます(笑)

とにかく、ヨーロッパではこのスマートが非常に多いです。
 
日本ではそれほど多く見かけることがない、このスマートですが、軽自動車モデルも存在した先代からサイズアップしたこのモデルのスマートは
実用性も兼ね備えた魅力ある一台になっています。



 
初代のスマートはFRP製のプラモデルのような外装でしたが、このモデルのスマートはプラモチックな感覚から脱却しています。



まあ、個性を失っているという面もあるのかも知れませんが、コンパクトながらステイタスと高級感を感じたいという層のユーザーにとっては良い印象を持たれると思います。



また、このBRABUSというモデルがさらにその存在感を高めます。
 


専用のホイールやエアロ、内装のハンドルやシートなどが与えられており、各所にカスタマイズがさりげなく施されており満足感を得られる演出がなされています。



 
エンジンをかけると小さいながらも重低音のサウンドが車内に心地よく響いてきます。
 


これだけ軽い車体に100馬力のターボエンジンで強烈に加速していくので、日常ユースでパワー不足を感じることはまずないでしょう。

パドルシフトでワインディングや高速のコーナーをシフトダウンしながら侵入していくと、見事なクリッピングをしてくれて感動します。
少し腰高なボディにミッドシップのエンジンを載せることで、その足回りはしっかりと固めないといけないということで、専用のサスペンション、巨大なリアタイヤなどが装備されています。
 


内装は本革のコンビシートが装備されており、ステアリングもBRABUS専用のグリップの太いものが装備されています。



 
クルマというものはライフスタイルを如実にあらわすものでもありますから、このスマートBRABUSはどんな人が乗るのでしょうか。
 
私が思うに活動的に街中を駆け回るビジネスマンや経営者にピッタリだと思います。

ベースグレードであれば買い物カーとしても良いと思いますが、この特別なBRABUSはやはりオンタイムこそ似合うような気がします。
 
ビジネスの現場では移動の時間もさることながら、駐車する機会も多いので、大きさや低さの制限がある駐車場はNGの場合があったりします。

分単位で動く人も珍しくないでしょうから、そういった駐車場探しみたいな不安感を少しでも軽減できるのは嬉しいところです。

また、スーツケースも入ってしまうトランクスペースは意外と大きく実用性があり、2人乗りと割り切っていることで機能的に使うことができます。
 
高速での移動も、軽自動車とは比較にならない安定感で疲れないのも加点ポイントですね。

排気量は1000㏄と小さいですが、ターボによる恩恵としっかりと固めらた足回りは安定をもたらしてくれます。
 
そして、燃費性能です。

さすがにハイブリッドには負けてしまいますが、そもそもの車体価格を抑えることができれば総合的な経済性はかなり高いと思います。
 
そして、この車の強みとして最大の箇所として、クラッチアクチュエーター、クラッチキット一式の新品交換をしている点にあります。
 
大きな故障リスクとして筆頭に上がってくるのは、やはりミッション関連です。
 
オーバーホールや新品交換などをした場合、ディーラーでは安くても30万円弱のコストがかかってきます。
 
中古車を安く購入することができても、半年後にこの修理がかかってきたりしたら、かなり痛いものがありますよね。
 
それらの新品交換をしている個体であれば、大きなトラブルのリスクというのはかなり軽減できるかと思います。
 
中古車を探す場合、どうしても年式や走行距離と写真などで安い方から探してしまいますが、その価格には“程度”というものは加味されていない場合が多いです。
 
業者間取引でも故障をひた隠しにして、
 
「問題ありませんよ。」
 
という一言で、到着してみると酷い故障を抱えていたというようなケースも珍しくありません。
 
2人乗りだからどうしよう・・・と悩んでいる方は、この半年間で後部席にどれほど乗せたかを考えてみると、それほど頻度があったかを考えてみるといいかも知れません。
 
ほぼ毎日クルマを使っていて、家庭用のクルマはあり仕事用に燃費が良くてキビキビ走れるクルマが欲しいという人にとっては、このスマートBRABUSはベストチョイスになると思います。
 
何となく2人乗りだから不安という要素は、普段から悩み事の8割以上は実際には起こらないというアメリカの統計を参考にしてみてください(笑)

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