昨年の一時期、よくフォルクスワーゲンUPを街中で見る機会があった。

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コンパクトな車体に独特のフォルムが魅力的で女性が乗ってたりすると、かっこよくカワイイ感じだ。

しかし、まだまだ新しいこともあり価格は高い。

今回紹介するプジョー1007はフォルクスワーゲンUPのような独特の存在感を醸し出しつつ、価格も抑えられた魅力的な一台といえるのではないだろうか。

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まず、その希少性。

プジョー1007は平成18年~平成20年のわずか数年間しか製造されていない。

街中で見かけて「欲しい!」と思って近くの中古車販売店が持っている可能性は極めて低い。

実際の車体を見た第一印象は、イメージ通り。

コンパクトな車体に両側のスライドドアが個性を際立てている。

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デザインは日本のメーカーではそうはしないだろうという斬新さがあり、欧州車であることを見てすぐに感じられるフォルムだ。

ドアはリモコンキーで左右ともオートで開けられる。
狭い駐車場などでは重宝しそうだが、正直いってそれほど実用性で嬉しいと思う場面は多くないのではないだろうか。

しかしランボルギーニのガルウイングみたいなもので、クルマの個性という意味では面白いと思う。

ガルウイングもそういう意味では狭い駐車場で重宝したりもするのだろうか(笑)

心配なのは普通のドアと違い電動スライドドアなので故障が起こるのではないかというところだと思う。

毎日、何回となく開閉をするわけで、それを機械がするわけなので、故障のリスクは普通のドアのものよりも高くなる。

先日、自宅のマンションの自動ドアが故障して入れなかったことがあったが、あるタイミングではこういった事態も覚悟しておくことも必要だったりもするわけだ。

この1007に関しては実は入庫の時点でドアが壊れていたので弊社にて修理をしたばかりなので、しばらくそういった心配はないと思う。

当然、機械なので絶対はないが、リスクは一般的に販売されている1007よりも少ないと言える。

そして、もし壊れた場合のリスクだが、大抵はソレノイドというモーターがダメになっていることが原因で、それを交換すれば通常どおり治る。

価格にして2万~3万程度というところだろうか。

シフトは2ペダルのマニュアルという感覚で、パドルシフトで小気味よく走れる。

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1400ccの小さなボディサイズだが、街中でストレスを感じるシーンはない。

1007は見た目のポップさと相反して意外とスポーティな走りとエンジンサウンドが楽しめたりする。

とにかく「意外」という言葉が出てくるのがこの1007の特長だったりもする。

あと1007はシートや内装の色が選べるカメレオキットというものが選択できるが、オレンジの外装にオレンジとグレーの内装をチョイスしている。

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全体的にポップな印象で内装もビビットなオレンジだけでなくグレーを入れることで、逆にオレンジが差し色になって落ち着いた印象でバランスがいい。

室内のサイズだが、前席は充分なスペースがあり想定内の広さで申し分ない。

リアも意外や意外、わりと広く実用性レベルでは許容範囲といえる。

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荷室スペースはそれほど大きくはないが、それでもハッチバックの形状も手伝って、リアシートを倒せば割と使い勝手は良い。

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1007は乗るだけで個性を表現できるクルマといえる。

オレンジのビビットなカラーは見てすぐにお洒落な印象を受けるし、このクルマでドライブするだけで楽しい気分になれそうな気がする。

そんな恩恵を受けることを考えると、この価格帯で買えるというのは悪くない選択だと思う。

故障のリスクを加味したとしても、なお魅力的な一台といえるのではないだろうか。

プジョー1007販売サイト
http://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU4204969968/index.html?TRCD=200002

カーコンセントコストオフィシャルサイト
http://www.carconcentcost.co.jp