デンタルプランナーの道 | インプラント研究所ブログ:あなたのお口の設計士が描く未来の歯科医療

デンタルプランナーの道

私は歯科医院の通院経験がほとんどない歯科医です。

私は、患者さまのお口の環境を一生健康で過ごせるように設計する歯科医です。


会計士の家系で生まれ育ちましたが、人の薦めで歯学部に進みました。
小学生のときは虫歯ゼロの歯科健康優良児として表彰される程
歯科医院に縁のない子供でした。

そのため、大学入学までの間で歯科医院に行ったのは、乳歯から永久歯の
生え替わりの時のみです。
虫歯の治療を受けたことは一切ありませんでした。

でも、先入観がない自分だからこそできることをしていこうと思ったのです。
実際、歯学部の授業や実習は楽しくて仕方がありませんでした。
真っさらですから、どんどん吸収していったんですね。

でも、大学1年生のときに初めて虫歯になりました。
歯学部に入ってからの虫歯。

お恥ずかしい話ですが、この時が生まれて初めての虫歯。
そして初めての歯科医での治療体験です。

その時はもう、痛くて痛くて、のたうちまわりました。
患者様の苦しみを実感し、今後の自分の方向を考えるきっかけになりました。

誰だって、痛いのは嫌です。
歯科医はそんな人をつくらないこともできるはずではないでしょうか。

物事が起こってからの治療ではなく、健康な環境を維持していくこと
それが自分のすべきことだ!と思いました。

私は、患者さまのお口の環境を一生健康で過ごせるように設計する
歯科医でありたいのです。


私が歯科医院を開業してから14年経ちました。
今、私のもとには何もなくとも定期的にメンテナンスにいらっしゃる方々が
たくさんいらっしゃいます。

それは大変嬉しいことです。
それが歯科医院の在るべき姿なのですから。

口内環境が悪くなってしまった方を、本来の健康な環境に治し、それを一生保つこと。
それが私の仕事です。

どんな患者さまも徹底的に治すことができなければ、
まずスタートラインに立たせてさしあげることも出来ません。
そのための技術を覚えました。

そして、本来の姿に治したあとに、それを保つための本当のおつきあいがスタートします。

「治しましたさようなら」

ではなく

「治しましたのでこれからも末永く宜しくお願い致します」

となるのが私流です。

「痛い」「とれた」「腫れた」など、物事が起こってからの場所ではなく、
そうならない為の場所をつくっていきたい。

健康でいるために、歯科医院へどうぞ。

歯科医はお口の中の設計士です。
一生モノの歯を、一緒に設計しましょう。