医療は平等だとか、医療は平等でなければならないなどと聞いたことはありませんか?
つまりは、すべての日本国民は、同じ質の医療を受けるべきだという考え方ですね。
もちろん、すべての日本国民から医療を受ける権利を奪うことは許されません。
でもそれは、すべての国民は同じ質の医療を受ける権利を有するということではありませんよね。
そんなことになれば大変なことです。
想像してみて下さい。
すべての国民は、同じ教育をうけるべきだ!
東大も無くなります。養護学校も盲学校も看護学校もなくなります。
すべての国民は、同じものを食べるべきだ!
すべての国民は、同じ大きさの家に住むべきだ!
すべての国民は、同じ・・・
怖いですね。
医療に自由があっていいはずです。
貧しい人は、自分の身の丈に合ったレベルの医療でもいいですし、お金持ちは、治療の質にこだわり、大金を医療につぎ込んでもいいと思います。
同じ10万円でも、医療に使いたい人もいれば、旅行に使いたい人もいます。
医療は、平等という社会主義的な危険な考えに惑わされないには、しっかりと考えることが大切だと思います。きれいな言葉に迷わないように・・・