放射能の水戸市で生きる | 歯科インプラントって、いいらしい?

歯科インプラントって、いいらしい?

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連日のように福島県第一原発からの風が吹く茨城県水戸市、ここで生活する人がこんなことを言っていました。


「状況を受け入れています。家族の仕事や学校などの生活基盤は、水戸にあるので避難はできません。」

「私は、日本に生まれて、かなりの恩恵を受けてきました。恵まれない」国に生まれたらこうはいきません。その恩恵を受けた以上、今回の放射能も受け入れなければならないと思います。水も食べ物も普通に摂っています。」


彼女は、「使いたいときに使いたいだけ電気を使い、恩恵だけ受けて、害が出ると文句を言うというのは虫が良すぎる」とも言いました。


そうかも知れません。


原発のある地域は、税の恩恵まであるのです。


東京電力の社員も恩恵を受けてきました。歯科治療費は、毎年10万円分会社が出してくれます。今回、安全にお金をかけなかったから多くの人が迷惑をしていると言われていますが、恩恵を受けた分、今の批判を受け止めなければなりません。


政府も公務員も東京電力も北関東の住民、日本国民もそれぞれが、自分のできることをやっていく、受け入れていくしかないような気がしてきました。


人を批判したり責任を取れと叫んだり、風評被害が出たから税金で補てんしろというのは、いかがなものか?と思ってきました。


経済的損失が出ているのは農家や漁師だけではないのです。


農家と漁師にしかテレビ取材が来ませんが、サービス業などにも客が来なくなったと聞きます。潰れた店もあります。職を失った人もいます。


政府は、農業と漁業だけに税金を配る不平等な失策を打たないようにして頂きたいと思います。



優遇された税制の恩恵を受けてきた農家も海の恩恵を受けてきた漁師も、災害が来て見込の収入が見込めないからと、国民全体の財産である税金に手を付けることは避けてほしいと思います。


財源として増税も検討されているようですが、増税してまでごく一部の人だけ救うのは、不平等だと思うのです。


いい時は稼げて、悪い時は損をする。これが資本主義社会のルールだからです。農家が儲かっていた時に大目に税金を払っていたら別ですけど、そうではなさそうです。


災害で損をした業界にお金を配るなら、儲かっている建築業界の増税をしないとつじつまが合いません。でも

そんなことをしたら、日本政府は信頼を失い、国際社会から背を向けられます。


いい時も悪い時も自己責任、これが今の日本のルールではないでしょうか?