東北地方太平洋沖を震源とする東日本大震災(東北関東大震災)では、2万人以上が死亡したとみられています。避難している人は、31万人以上とされています。
東北地方と関東地方では、187万世帯で停電が続いています。
東日本大震災では避難民の31万人は歯科治療にも困っていることでしょう
東北の津波の被害があまりにも大きいので、茨城県の地震被害は、報道されませんが、建物の倒壊、食糧、燃料、物資不足は深刻です。
例えば、水戸市では、営業しているお店に長蛇の列です。
私が経験したところ、水戸市見川のスーパーマーケットであるパワーマートでは、店先で野菜などを売っていました。いつもは安さが売りのお店なのですが、この時は安くなくても買いますよね。
ところがかわって、水戸市見川のセブンイレブンでは、余震が続く中、パート勤務のスタッフ総出で、販売を続けました。停電でバーコードのレジが使えない中、電卓をたたき、販売を続けました。お店で働く人たちにも家庭があるのに、地域住民のために頑張っている姿は感動的でした。お店の人は疲れているはずなのに、常連さんを見つけると笑顔で話しかけていいます。お店は感動に包まれていました。
対照的なのが同じ水戸市のあるコンビニです。
食料品がたくさん置いてある店内に1時間以上並客に、
「余震があるのでお店を閉めます。商品を置いて出て行ってください」
とアナウンスがあり、お客は唖然!
しかも、店長からの指示ですという、バイトのお兄ちゃんの声です。
お客は、バイトのお兄ちゃんに文句を言っても仕方なく、いつもの店に裏切られたという失望感と不安の表情でした。
店長は、バイトのお兄ちゃんに「保険に入っていないので、事故があると困るので店を閉めるように」といったそうです。
私と同じように「店長自らが対応すべきでは?」と多くの人が考えたに違いありません。
余震の続く不安な時間にか家族と離れファミリーマートに食料や乾電池の確保に来ていた人に
何故、このように言えなかったのか?
「余震があり、危険です。こんな時こそ助け合いです。今お持ちの商品はお持ち帰り下さい。商品の会計は各自自宅で行い、後日お持ち下さい。皆様を信頼しております。このようなと時にファミリーマートを思い出し、頼って下さりありがとうございます。しばらくは閉店しますが、今後もよろしくお願いいたします。」
しかし、残念な対応でした。
「客からもうけられないなら、追い帰えそう」という某コンビニと
「儲けるよりも、客を助けよう」という見川のセブンイレブン
あなたは、どちらが好きですか?