実は、そうでんナア。一週間ほど前に、こんなものを買うてまいりましたの。

パルタガスセリ

『パルタガス・セリ・ミニシガリロ』

キューバ製。十本入り、一千百五十円です。

昔から、パルタガスのミニシガリロは販売されとりましたんですけど、このセリシリーズは、今月上旬かそこらに新発売となりしものです。

従来品とどうちゃうかは、よう分かりまへん。

多分従来品より、せりっとした味かなと愚かなワタイは愚考するのです。

パルタガスちゅうのは、キューバ葉巻界では、いちおう五大ブランドのしとつとして認識されとりますナ。

・コイーバ
・ロメオ・イ・フリエタ(キューバでは、ロメオ・Y【ワイ】・ジュリエッタとは読まんです)
・モンテクリスト
・パルタガス
・ホヨードモントレー


偉そうに列挙してますけど、ワタイなんぞ、お手ごろ価格のミニシガリロより吸うたことおまへんけどナ。

せんにオマケでコイーバクラブのサンプルをいただきましたやろ。

あれでまた、「やっぱ、葉巻ちゅうか、煙草がとどのつまると、ハバナ葉になるのや」と思い出しましてん。

じぇじぇこがなんぼあっても足らんので、なるがたけ思い出さんように、潜在意識の奥底に封印してましてんけどナ。

ま。正月休みに、ゆっくり味あわせていただきますワ。

ほんで、またしばらく忘れてまおっと。

カテゴリーに、『カプセルプチュッと潰せばどやこや系メンソール』ちゅうのがおます。

まあ、愛煙家の立場からゆわせていただきますと、かなり忌々しい状況なんですが、喫煙極道的には、いったいぜんたい、シガレットちゅう喫煙文化が、那辺へ向かおうとしているのかという意味で、非常に興味深いのです。

フィルター部にカプセルが仕込まれたシガレットは、五年以上前から販売されておりましたが、あくまでカプセルの中にはミントエキスが注入されておりまして、ハッカ味にターボがかかるだけやったのですが、ここにきてミント以外のエキス、例えばブルーベリーとかが注入されとうやつが出てまいりまして、これがまた極道的には気になるワケです。

ちゅうことで、こっちも購入してきたんです。

KOOLマイアミ

『KOOLエスケープ・マイアミ・ブリーズ』

メリケン製。キングサイズ十四本入り、三百円。

T5mg、N0.4mgちゅうスペックですが、KOOLにTN値は、あんまし関係ないナ。

ハッカが強烈過ぎて、煙草の味なんぞいっこもせえへんもん。

このエス・ケプテキはね、無理くり三百円ちゅう販売価格ありきで、中途半端な入数となったところも、シガレットの未来を感じさせますワナ。

さて。

KOOLの二銘柄の登場にビッツラしてましたら、もっとインパクトのある銘柄が登場しましたぞ。

すでに店頭に並んでまっさかい、みなさんもお見かけになりましたやろ。

それは、『マールボロ・フュージョンブラスト』のシリーズなんです。

なんと、フィルターに、カプセルがふたあつ埋め込まれてまんの。

ターボ用のミントカプセルと、なんやワケのわからんフレーバーカプセルが並んでまして、潰す順番も指定されとりますワ。

まず、素ぅの状態で吸うてから、フレーバーのほうを潰して、頃合をみてミントを潰しなはれやて。

ほっといてんかそんなん。

なんぼなんでも、カプセルふたあつはやりすぎやろ。数が多けりゃええちゅうモンちゃうど。

さすがにこれは買わんデと、心に決めてましたんですけど、小憎らしい戦略を打ち出してきくさるやないかあい、フィリップモリスのガキ。

十本入りお試し版を市場に投入しくさったのや。

それなら買うてもええかしら思うわナ。ワタイらみたいな嬉しがりは。

マルボロバースト

『マールボロ・ フュージョンブラスト・8・KS ボックス お試し版』

メリケン製。キングサイズ十本入り、二百三十円。

T8mg、N0.7mgちゅうスペックです。

さっそくいただいてみました。

フレーバーはベリー系ですが、KOOLのバリ・サンセットのフレーバーに、完全に負けとりま。

それよりなにより、本体のハッカ味が、あんまし美味しいことあらへんのが致命的や。

この勝負、KOOLの圧勝やナ。

ま。いたずらにカプセル増やしたかてアカンちゅこっちゃ。

それに、パッケージのデザインでもKOOLに完敗やデ、マルボロはん。

ちゅことで、みなさま、メルリー・クリスマス!

聖夜はいかがお過ごしでごんざりましたか?

あんなことこんなことなさいましたでしょうか。

ワタイらあんた、もうええ歳なんで、あんまし関係ないけど、まとりあえずクリスマスをば、重い腰を上げるきっかけにいたしまして、いよいよペペ・リッチグリーンを開封してみましたのや。

ペペ中身

えーっと、いつ買い求めたんやっけ。

忘れてもたわ。

なるほど。九月やね。

で、標題のとおりのこころもちになってしもたワケや。

マニトウと同じ会社が作っとうちゅことで、開封と同時に、海産物干物系のカザがむわんと立ち込めくさるやろと踏んでましたら、妙に香ばしい、ココアかチョコレートっぽいカザでしたので、ビッツラしてまいましたの。

「ふーん。シャグ煙草でこんなカザ、これまで嗅いだことないかナ……。いや待て! そんなことないぞ」

そうなんです。

ペペテキが放出するカザは、キングオブシャグ煙草であるDRUMから、生ゴム臭さを取り除いた感じなのや。

このことに思い当たり、すべてが明らかになりましたわナ。

ワタイとしては、このペペテキ、てっきりヴァージニアメインの無添加シャグやと思い込んでおったのですが、DRUM系(ダークケンタッキーキャベンディッシュがメインの、所謂阿蘭陀シャグ)じゃったのや。

この記事では、ヴァージニアオンリーてなことが書いてありますが、大嘘のコンコンチキですナ。

けど情報源は、とある煙草専門店やさんのホームぺいしの紹介記事やねんけどナア。

しっかりホンマのこと書いてもらわな困るワ。

で、吸うてみました。

かなりいけるのんとちゃいます?

王者DRUMの座を脅かすに充分な完成度ですナ。

ポーチ版以外に、八十グラムの缶入りが発売されたモンの、じき売り切れになってもた理由がよう分かりますワ。

なあんし。

こっからが大事やデ、よう聞きいときや。衝撃の報告をするんやさかいナ。

実はこのペペ・リッチグリーンはね、

マニトウDRUM

なのや。

シャグ煙草フワンなれば、これがどいだけスゴイことか、じき想像つきまっしゃろがい。



「しまいにどつくデ、植木屋はお前やちゅうてんねん」

「まあまあ、植木屋さん」

「まだぬかしてけつかる」

「あぁた、ダンヒルのパイプ煙草は吸うてやかい?」

「ダンヒルゥ? ほぉーお、景気のええハナシやないかぁい。いつもいつも1839やAction(※)をがさごそパイプに詰めて吸うとうお前が。こらオモロい。ご相伴にあずかろやないか」

「吸うててか。おーくや」

パンパン。

「おーくや」

パンパン。

「はぁい、旦さん」

「うわびっくしりた。お咲さん留守かと思たら、今まで押入れ入ってたんか? 汗流れ出たぁるがナ……」

「旦さん、なんぞ御用で?」

「今、植木屋さんが煙草の相手をしてくれている。ダンヒルが所望じゃとおっしゃるで、煙草ジャーごと持ってきとぉくれ」

「かしこまりました」

「また押入れへ入っていったデ。このクソ暑いのに、なにすんねんな。わ。出てきた! クモの巣だらけになっとる。もうやめさせたげえな。かあいそやないか」

「あの、旦さん。鞍馬から、牛若丸がいでまして、葉も吸おう判官。義経義経、弁慶弁慶」

「え。う~ん。頼朝」


(出典:青菜)
※1839やAction … メリケン製で、1オンス(約二十八グラム)あたり1ドルという、とてつもなくチープなパイプ煙草。詰め替え用洗剤を髣髴とさせるビニールバッグに、16オンスみっちり詰め込まれて売られている。メリケンの一般パイプスモーカーは、煙さえ出ればいいようだ。


ちゅうわけでございまして、ここんとこ、ちょっとヒネクレた銘柄ばっかしでっしゃろ。

パイプ煙草的に。

マクレのゲコ野郎(フロッグモートン)がヒネクレ者かどうかは意見の分かれるとこでしょうが、正統派でないことは確かです。

となるとですナ、

「しさかたぶしに、ダンヒルはんとこの、正統派インギリッシ・ミキシチャを吸いたかるかるぅ」

と思うのは、これまたしとつの人情やろ。

で、そっち方面へ目を向けますると、なんと三銘柄も追加発売されとやないかあい。

ムムム。いつの間ぁに……。

まあ、普通のパイプ煙草愛好家なれば、まずアペリティフミクスチャー、ついでにダーバーミクスチャー(ダーバーやのうて、ダルバールとちがう? カトマンズのダルバール広場。けど、煙草専門店屋さんのホームぺいしにはダーバーと記載されとるまんの)をいかはる思うんです。

けど、これら二銘柄はラタキアモンなんや。

ダンヒルといえば、ラタキアやさかいね。

ワタイのばやい、しばらくラタキアは欲しませんさかい、これにしたのや。

エリザベッサン

『ダンヒル・エリザベっさんミクスチャー』

EU製。五十グラム入り、一千七百五十円です。

「ちょっと待ち。なんやその、えべっさんみたいな名ァは。エリザベシアンやろ」

ヴァージニアとぺリックの所謂伝統的なインギリッシ・ミキシチャです。

ただね、海外での評価は、あんまし高いことないのや。

残念ながら、「こ、これは!」とビッツラするような、ええ意味でも悪い意味でも、突出したとこがないようなんですナ。

そのへんちょっと、気になるところです。

ま。実際にいただくのは来年になりまするが。
まいりましたのぃ。

先だってもね、うっかり道を歩いておりましたらね、せわしのう走っとうしとと、立て続けに三人ぶつかってしまいましてナ。

素性をたんねると、なあんと、全員なんぞのしぇんしぇやったりしたんですナア。

さすがは師走ですワ。

ま。ニワカはこのへんでおいときまして、本題にはいりまひょ。

喫煙極道の世界へ踏み込んでから、毎年元旦に葉巻を吸う慣わしになっとりまんの。

これをさして、ワタイは『新春ことほぎ煙草』と呼んでまんねやが。

確か、二〇一五年で四回目になる思います。

最初こそ、キンテロやアップマンのプレミアム(ただしローエンドのヤツ)をいてましたんですが、ここ二年は、フィリピンのやつにしてまんねん。

安うて美味いさかいね。

ちゅうことで、今年も買うてまいりました。

2015ことほぎ

『アントニオ・ヒメネス・ハーフコロナ』

比国製。一本三百円です。

ワタイのバヤイ、自宅では葉巻をいただきません。ちゅうかあんた、いただけません。

ほたらどこでいただくかっちゅうと、ほん近所を流れとう、一級河川浅川の土手っぺりなんです。

いきおい、一本全部いてまうことになりまんので、ハーフコロナやショートロブストあたりがちょうどええのや。

年初にいただいたメリケン製の葉巻もね、短いヤツはでえんぶいただきましたけど、コロナのやつはほとんど残ってしもてますの。

えろすんまへん。

ところでね。

このアントニオはんを購入しましたるおり、ありがてーことに、オマケをいただきましたのや。

これなんですけどね。

ことほぎオマケ

『コイーバ・クラブ・ホワイト』のサンプル。

クラブっちゅうのは、ミニシガリロよりちょっと長いやっちゃ。

なんと、太っ腹の二本いりやデ。

……。

ん?

ちょっと待ってみよし。

『コイーバ・クラブ・ホワイト』は、十本入りで一千六百五十円もします。

ちゅうこたあんた、一本あたり百六十五円、二本やと三百三十円や。

あらまあ。

オマケのほうが高いがナ。