親父が亡くなってから、一週間経っちょねんで。

なんか信じられへんわ。

という次第であんた、今日ぐらいは煙草の話するのやめとこ思いましてナ。

ちょっと、映画の話させてもらおかな思いまして。

ぶっちゃけたとこ、最後に映画館で映画を観たのは、えーっと。えーっと。もうそら忘れるぐらい昔のことでね。

最近では、どいだけ評判になった映画であろうが、映画館へさして観にいくてなことは考えもせん状態なんですけど、どうしても観にいきたい映画が近々封切られますのや。

それは、『ジョン・カーター』です。

と言われても、若い人は当然のこと、ワタイらと同世代の人でも、よっぽど好きモノでないと、なんの映画化か分からんと思いますねんで。

確か中学生のおりやった思いますけど、友人のテー(T)君が、『これはもう死ぬほどオモロイからいっぺん読んでごろうじろ。読まんと死んだら後悔しまっせ』と貸してもろたのが、エドガー・ライス・バローズ作『火星のプリンセス』『火星の女神イサス』『火星の大元帥カーター』という、いわゆる火星シリーズ第一期三部作でな。

アメリカ軍人のジョン・カーターはんが、ひょんなことから時空をつるんと滑って、大昔の火星へ行ってまいますねん。

そこにはまだ、地球人類に似てるような似てないような、知的生命体が生息しとったんですナ。

なんし大昔やよって、今より太陽がカッカ燃えとうさかい、ちょうど火星が住みごろになっとったんや。

地球はまだ暑すぎる時代やデ。

火星は地球よりちっこいからね。重力も地球に比べると弱いわけで、そんなとこへさしてあんた、地球人がしゅーっと行ってみなはれ。重いもんも軽々持ち上げて、蚤みたいにぴょんぴょこ跳びはねる超人になってまうわけです。

そこで、あんなことしたりこんなことしたりして、火星人の一種族である赤色人のプリンセスにして傾城傾国の美女(あれ? 絶世の美女やったっけ)、デジャー・ソリスとわりない仲になってまうんですわ。

男は強く逞しく、女は気高く美しく、そして悪いやつはとことん悪いと、極めて古きよき時代の物語なんですけど、どんどんお話に引き込まれてナ、徹夜して三冊一気に読んだりましたのや。

翌日即刻お替り頼んだのは言うまでもありません(全十一巻なんですな)。

火星シリーズが誕生して今年で百年ちゅうことでな、とうとう映画になったちゅうわけですわ。

もう、予告編観とうだけで涙出てくるさかいね。

別段物語に感動しとうわけやのうて、若い頃のことをいろいろ思い出すわけやな。

もうこりゃ観るしかないと。

けど、デジャー・ソリス役の女優さんがナア。いまいちしっくりこんわけでね。

我が国の火星シリーズファンには、武部本一郎画伯のデジャー・ソリス像が刷り込まれてしもとうさかいのう。

どんな絵?

そうですなあ、ちょっとこのリンクでも辿ってもらえまっか。

http://www.princess.ne.jp/~erb/m-takebe.htm

もちろん、紫色のドレス着て、腕でおのが美巨乳を強調しとう女の人がデジャー・ソリスはんでっせ。

どうでやす? 別嬪さんでっやっしゃろ?

若い頃はこの絵見て、「俺もこんな別嬪さんに『わたしの族長さま』と呼んでもらえんもんかいのう」と、ふぅーっとせつないため息ついとったもんや。

なってきょったど。

先日、このようなシロモノを手回してきたワケやけどね。

実装者流-ドミンゴ・ブラテキ

『ドミンゴ・ダーク』

四十グラム入りで巻紙つき、八百二十円というお値打ち価格ですわ。

我が国では『ドミンゴ・ブラック』という名前で流通することになりましたけど、欧州では『ドミンゴ・ダーク』あるいは、『ドミンゴ・二グロ』と呼ばれてることは、先だっての日誌でごあんないしましたわな。

そやけえ、ワタイは敢えて『ドミンゴ・ダーク』と呼ぶのや。

なんし、暗黒煙草なんやさかいね。

さて。

喫煙極道のケモノ道に迷い込んだ当初は、紙巻でも葉巻でも刻みでもシャグでも、買い込んだ銘柄を吸い終わる直前まで、欲しゅうても我慢して次のヤツを買わんかったんですけど、昨今のていたらくはどないだあんた。

煙草のストックがダブついとうとかいう生易しい状態やあらへんようになってきょったのや。

今はね、先月下旬に買い求めた、『トップ・メンソール』をちまちま巻いて吸うとうとこでナ(そや、メンテキの吸いごこちもこの日誌に書いとかんなんナア)。

そのおり一緒に連れてきた『トップ・レギュラー』はそのまんま残っとうしナ、ヒュミドール手に入れんがため、吸いともないのに買うてきた『コルツスムテキ』なんぞ、もちろんのこと開封しとらんしナ。

『ドミンゴ・ダーク』の体験談なんぞ、いつになったらご紹介でけるやさっぱりわからんでなもんや。

まあ、気長に待っとって。

あっ、せや。

『ドミンゴ・ダーク』買いにいったおりにね、こんなん貰うてきたんです。


実装者流-ドミンゴ・ホワテキ

『ドミンゴ・ホワイト(のサンプル)』

ホワイトちゅうても、葉っぱが白いわけあらへんのであって、ゴールデンヴァージニアを始め、明るい系の葉っぱをブレンドしとうさかいそういう名前がついとうのです。

このテキかて本名は『ドミンゴ・ブロンド』ちゅうのであって、ホワイトなんぞという誤解を生みそうな名前がついとうのは日本だけなんや。

『ブラックと一緒に売り出すんやさかい、ホワイトにしといたらどうかしら』ちゅう、しょむない販売戦略ですな。

販売戦略会議で、それらの名前を提案したニンゲンのドヤ顔が思い浮かぶようやけど、アホか思いますわ。

『ドミンゴ・ダーク』『ドミンゴ・ブロンド』そのままのほうが、なんぼかかっちょええやん。そやろ?

このホワテキサンプルは、早速巻いてちょうだいしましたデ。

置いといたらどっかいってまいそうやったんでな。

ほどよい甘味と酸味で、わりかた美味しかったですわ。

けどね、かなり雑味があります。使うてる巻紙が安モンなんも原因のひとつやろけどね。

このカテゴリーの究極銘柄はやっぱし『ザ・ピース』になるわけでナ。

ザ・ピースが上等でジューシーなレモンケーキならば、このホワテキは、賞味期限が一週間前に切れて、かつそのへんにうっちゃらかしといたもんやさかい、パサパサになってもた安モンのレモンケーキちゅうことになるのかいなあ。

ザ・ピースなんぞ高うてよう買わん人は、このホワテキで代償行為としゃれ込んどきなはれ。
えげつないピリピリやわ、挙句の果てにグズグズ崩れくさるわであんたもし、えらいめェに遭わされたワケや。

あんたも気ィつけなはれや。

「なんのことでやんねん?」

え?

あ。そうか。確かにあんた、冒頭から読み返してみると、なににえらいめェに遭わされたんか、ちょっとも分からんナ。

けど、えらいめェに遭わされたのは誰かちゅうことぐらい分かりまっしゃろ。

ワタイだ。

ほたら、ワタイをえらいめェに遭わせくさったのはちゅうともし、『ダンヒル・フレーク』なワケや。

昨日より、ドサクサ紛れのシガレッツ吸いからパイプ喫煙者に復帰しまして、まず、パイプに詰める回数でいえば二回分、実際に吸う回数でいえば四回分を残すのみとなったダンシルフレテキをいてもたろと考えたワケやね。

ところがあんたもし、テキゃからんからんにしからびとってなもし。

慌ててヒュミドールほうりこんで仕事場に連れてきたんですけど、そんなじきにおとなしゅうなるタマやないでナ。

フレークっちゅうカテゴリーのパイプ煙草は、建前上細かく丁寧にほぐして火皿に詰めるよう奨励されとうけれども、ほんまはフレークを適当なおっけさで縦にビリビリと裂き、折り畳んでパイプに押し込むのが通人らしいねんで。

ところが、からんからんにしからびとうばやい、折り畳むおりにポッキリこんと折れて、グズグズのバラバラになってしまうねん。

刻み煙草のこいテキが乾燥すると、指先でくるっと丸めとうまぁに粉になって風で飛ばされ、いざキセルの火皿に葉を乗っけるだんになると、なぁんもあらへんじゃったちゅうことになりますやろ。

あれのスケールがおおけなったやつと考えてもうたらよろし。

からんからんにしからびとうさかい、ちょっとも甘味がなく、苦くてピリピリするだけのしょむない煙草に成り下がってもたんやね。

やっぱりヴァジ系は、シャグにせよパイプにせよ、湿度管理が重要やっちゅうワケや。

なあもし。

考えとう場合とちゃうわけでナ。

じぇに儲けに繋がることをちゃんとせなどんならん。

このたびあんたもし、『ApachePOI入門』ちゅう本を書きましたのやけど、いろいろあんた、書きたらんことがありましてナ。

本の宣伝も兼ねて、応用編をメールマガジンでやろかと思い立ちましたのや。もちろん購読料只でやっせ。

先週末にまぐまぐはんから発行許可が下りたんで、さあ、みなに宣伝しょうと思うた矢先におとん逝ってまいましたやろ。

そんなメールマガジン発行しょうと企んでたことすら忘れとりましたのやデ。

本日ただいまの時点であんた、読者登録してくらはった人はたったの三人でナ。

こらなんぼなんでも寂し過ぎて、元気に発行する張り合いがないので、ここで宣伝させて貰いますわ。

メールマガジン・ApachePOIマニアックス』
http://www.mag2.com/m/0001464390.html

どうぞよろしゅおたのき申し上げます。
いちいち紹介せえでもええねんけどナ。

しかし、よう考えたれば形見の一種かしらん思うて、この日誌に記録し、末代まで伝えとこ思うのや。

という次第で、親父が残した銘柄、フィリップモリテキです。

実装者流-モリテキ

正式名称『フィリップモリス・スーパーライト』ちゅう名前で、真面目に買えば四百十円です。

ヴァージニア葉の甘みが強めのアメリカンブレンドですけど、ぶっちゃけたところ、フィリップモリテキのラインナップは美味いんです。

伊達にアメリカ本国及び世界各国で、高いシェアを誇ってないですわ。

種類は違えど、何十年も前から親父はフリップモリテキばかり吸うてましたなナ。

なかなか煙草の味を見極めるベロと肺は持ってたんやね。

さすがは喫煙極道の産みの親や。

ついでに、ソーレンのあいだお世話になった銘柄をもうひとつご紹介しときますわ。

実装者流-ホープライト

『ホープ・ライト』

レギュラーサイズ十本入り二百二十円。

T9mg、N0.8mgちゅうスペックで、絶対ぎょうさん本数いってまいそうやさかい、軽めのやつのほうがええやろ思うてこのライテキにしたんやけどね。

実は、こんなんあるん、ちょっとも知らんかってん。

あのフルスペックショートホープだけがホープの名を冠することがでけるのんとちゃうの?

スーパーライトやメンソールもあるねんデ。なげかわしいやこっちゃろ?

なんでもかんでもライトなやつ出しゃあええてなもんやないと思うねんけどナア。

まあ今回みたいにドサクサ紛れのおりはええけど、落ち着いて吸うたら、ちょっとも美味しいことあらへんわこのライテキ。

なあんし、軽いくせに妙にイガイガして、さらに悪いことにラム酒のコクがないねんもん。

こんな中途はんつなやつ、買うのやめときよし。