とかく銀英伝にはまりきっています。
まあ、差し当たって銀英伝にはまっての不都合はないのですが、政治的な考え方が影響を受けます。
いろんな角度から物事を見るという点では、幅が広がっていいのですが。
自分の中で、専制政治(帝国)と民主政治(同盟)の両面を真っ正面から見てみたり、側面から見ていたり、それを現在の社会と当てはめてみたり。
いろんな事を頭の中でぐちゃぐちゃとかんがえているわけで、なかなかにして混沌と化しています(苦笑)
もともと帝国SIDEの考え方なのでしょうね。
帝国SIDEというよりはラインハルトやキルヒアイスのような考え方が合っているのでしょう。
ヤン提督やビュコック提督のように理不尽の中で民主政治体制を貫くまでの執念というか信念はないです。
たとえ自分が現代社会のなかで民主政治の体制の中で育ってきているのだとしても、どこかそこに絶望の様なものを抱いているわけで。
なので、もしも自分にヤン提督ほどの力があったとしたら、間違いなくラインハルトの側につくことでしょう。
それか、本気であのバーミリオン会戦でラインハルトを倒して自分が立つか。
でも、自分が立つのは面倒なので、やっぱりラインハルトにがんばってもらうことにします(苦笑)
それでも、結局は憲法をつくるとか議会をもつとかという考え方に関しては、ヤン提督やユリアンの意見に賛成なわけで、やっぱり自分は民主政治体制のなかで育ってきたのだと実感します。
完全な専制政治体制で育ったとき、自分はどんな考え方になるのか、それはそれで不思議というか興味深いというか。
キャラ的に考えると、ラインハルトやキルヒアイスはゴールデンバウム王朝の専制政治が腐りきっている事をわかっていて、自分たちがそれに成り代わろうと志を立てるわけですが、もしも民主政治体制と専制政治体制の両面をきちんと理解していたのなら、彼はどうしたのかなって。
ヤンは腐りきっている同盟の民主政治体制を知っていて、それでもなお民主政治体制を壊さないようにした。
それは、専制政治体制の愚かさも知っているからであって、人類にとってよりどちらがいいのかを考えた結果だと思う。
もしも、彼が専制政治体制をとっていたのならば、早々に二人は手を組んでいただろうし。
だからといって、ラインハルトは無知ではなかったわけで。
専制政治体制にこだわったわけでもなく。
結局はユリアンの提案を認める形で、ヒルダ様に決断を任せたし、どうやら後世は議会とか憲法が確立されたのではないかなって思わせられる部分もあるし。
結局のところ、政治というのは難しいのだと思うのです。
政策を立てるのが難しいのではなくて、その体制を善政として残していく事が難しい。
帝国だって、専制政治がわるかったわけではない。
ラインハルトやヒルダ様があのようにきちんと政治を行うのであれば、それはそれで平和で幸せな国になるだろうし。
だからといって、それがずっと守られるのかと言えばそんなことはないだろうし。
いずれ腐った皇帝が出てくるだろうし。
それは民主政治でも同じ事で。
フレデリカさんたちが築き上げている民主政治体制が、そのまま腐らずに後世まで続いていくとは決してかんがえられないわけで。
どちらにしても、難しいわけです。
だから国が滅んで興るわけですよね。
それをそのままそっくり現代社会に当てはめていくと、そろそろ日本の体制は壊れてもいいのではないかと思うのです。
というか、壊さなければいけないような気がするのです。
「誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分が行わなければ意味がない‥‥」
ラインハルトはそういったけど、私にはやっぱりとうてい無理です。
そんな強い意志もなければ力もない。
だったら耳と目を閉じ、口をつぐんだ人間になろうとしなければ行けないのだろう。
「I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes.」
(ぼくは耳と目を閉じ、口をつぐんだ人間になろうと考えた。)
「誰もぼくを知らず、ぼくのほうでも誰も知らないところでありさえしたら、
そこに行ってどうするかというと、ぼくは耳と目を閉じ、口をつぐんだ人間になろうと考えた。」
(サリンジャー)
サリンジャーの作品のなかの「ライ麦畑で捕まえて」の第25章からの引用?だったのかな。
そうあるべきなのでしょう。
改革をしようとしないのであれば、そうあるべきなのだろうと。
そんなことをいろいろと考えてはぐちゃぐちゃの思考になるわけです。
そして二次元に逃げようとする私は、愚かですか‥‥?
秋華