※ちょっと暗いお話。
どちらかといえば愚痴に近いお話。
それぞれの価値観の違いや、考え方の違いがあるので、気分を損ねることがあるかもしれません。
読まれる場合には、ご了承ください。
親と子の関係なんて、所詮お互いに望むようにはならないのかしら‥‥
まあ、親からしてみれば子供はいくつになっても子供だしね。
年を重ねるごとに、経験を積むごとにそれぞれ相談できたり話ができるようになるのだろうけど。
自分と母親との関係を見ていても、自分の従兄弟たちの姿を見ていても、他人の関係を見ていても。
いろいろと思うわけです。
子供って親が思っているほど子供じゃないんだよって。
思わぬところで急成長することだってある。
何かをきっかけに、考え方がガラリと変わることだってある。
親の知らないところで、案外子供は成長しているんだよ。
そんな思い。
そんな私も、母親からいろんな相談を持ちかけられるようになってから随分と経つけれど‥‥
確実に母親と私の考え方や価値観の差は、うちの母親が思っている以上にある。
私はそれがわかっているから、よほどじゃない限りは合わせているんだけど。
でも、どうしても譲れない部分はあるじゃない?
それが個人的なことではなくて、一族全体のことに関係してくるだとか、家族のことに関係してくるとなおさら。
そんなときは決まって、私の言葉がきつくなることもわかってる。
冷たいのもわかってる。
私自身の考え方が、父親に近い。
長子で一人であるのも影響しているんだろうな‥‥
父親が背負っているものを受け継ぐのは、私。
それは誰にも譲れない。
その考えは、昔から変わらない。
女だからとか、そんなことは関係ない。
でも、母親にはわかってもらえない。
それは、母親は女であって、女は家庭に入る存在だから。
教育として、家族の中で父親を立てる、その教育はしっかりとされてきた。
そこは男も女も関係ないよね?
そのあとのこと。
女と男の家庭内での役割って、絶対的に違うもの。
それは差別ではなくて、性別の差。
差別ではなく、それぞれの役割。
でも、完全な線引きはないでしょう?
私は自分がたったひとりの子供であることを自覚していたから、自分の中で受け継ぐのは自分の役割だと、そう思ってきた。
女だからそれは必要ないこと、ではなくて、女であっても背負わなければいけないもの、と考えてきた。
それは今でも変わらない。
だからこそ、たぶん母親よりも父親の背中を見てきた。
女子としての姿勢よりも、男子としての跡継ぎとしての姿勢を、自分の中で確立してきた。
それは、きっと母親には理解しがたいことなんだと思う。
だから言われる。
あんたはいずれ嫁に行くのだから、背負う必要はないって。
そんなことを考えてどうするの?嫁に行くのにって。
否定される長子としての私。
背負わせてもらえない。
父親はその部分をわかってくれている。
けれど、母親はわかってくれない。
家族のことも親戚関係のことも、女性としての相談を持ちかけてはくるけど、私の意見は違うんだって。
否定される私。
認めてもらえない。
私には背負わせてもらえないんだって。
母親と母の兄弟とのことは、子供の私にも従兄弟にも背負わせてもらえない。
どうして?
次世代を担うのは私たちなのに。
これからの関係を作っていくのは私とあいつなのに。
もう、名を継ぐのは私とあいつだけなのに。
例え私が名を継がなくても、背負っていくのは私の役目だと、覚悟しているのに。
なのにどうしてすべてを否定するの?
自分の価値観を絶対に正しいものとして譲らない母。
関係を断ち切るような冷たいことのできない母。
家を後ろから支える存在として、尊敬できる母。
人情味溢れる、優しい母。
だけど、私は母のようにはなれない。
私自身が、私自身をそう育ててきたから。
自分に課してきた長子としての覚悟だから。
だから、今ちょっと辛い。
すべてを否定してくる言葉が、辛い。
辛いことやしんどいことを私に背負わせたくない、そんな母親としての優しさだとしても。
それを決めるのは私自身なのだから。
強制されたことじゃない、私が決めたこと。
だからこそ、否定されるのは辛い。
言葉にしきれない、胸の中に燻った思い。






