成長が止まってます
発芽から5月までは順調に成長していたベニバナイチゴですが、6月以降成長が止まってます。
止まっているだけなら条件次第でまた動き出すと思ってました。
芽が出かけの状態で成長が止まり、その芽も枯れてきた株があるので、原因を確かめるため鉢から出してみる事に。
基部にあった2つの芽は完全に枯れて無くなってます。
根も殆ど発生していません。
元々根が出ていなかったのか、根腐れを起こしてしまったかは不明ですが、用土は結構湿潤してます。
用土は入手直後は自作山野草用土でしたが、乾燥しすぎるので、越冬前に市販の培養土に変えています。
こちらの株は葉が黄変が認められます。
成長が止まってる?と最初気付いた時は日に当て過ぎと考えました。
6月に入ると気温も上がり、高地系キイチゴのベニバナイチゴにとっては辛い環境になりつつあると思い、日陰に避難させました。
しかし成長が再び進む事もなく、このように葉の黄変が出る以上、他の原因も考えられ今回の根部の確認に至りました。
こちらの根はあまり問題無さそうです。
こちらは成長が止まっている以外、正常に見えます。
やはり根腐れは認められません。
根の量は少ない様な。
こちらの株も見てみます。
全株の中でこの株だけが唯一シュートを発生させ、成長が止まった中でも、小さなシュートを一つ発生させてます。
ほぐしてみます。
この大きさの株で、この根のボリュームは正常でしょうか。
根が充分にまわっていないといえば、そういう気もします。
植え替えて、日陰に戻します。
6月中旬にこちらに避難させる時点で、葉焼けの症状は全く出ていません。
葉の色が濃くなりましたが。
なので今回の成長止まりは日照度というより、鉢内の温度や水分量から来ているのかもと疑っています。
今回、植え戻す際に用土を変更しました。
先日購入した、Berry's Lifeのベガを使用しました。
市販の培養土より排水性の高そうな感じですし、赤玉土主体の自作山野草用土だと水枯れでトドメを刺してしまいそうです。
しばらく無施肥で根がまわるのを待ちます。
陽当たりに関しても、もう少し日照度を高めつつ風通しの良い環境を作ります。
鉢の温度が上がらない工夫も考えてみます。
一株だけ、植え替えせずにこのままで。
水やりをセーブしながら過湿にならない様に注意して、他の株と成長の比較をしてみたいと思います。