お台場にて...



貴女には帰らなきゃいけない場所が在り


僕の知らない貴女が在る...



道の真ん中で抱きしめるなんて


出来るわけない...


クルマの中で音に身を委ねて


貴女の刹那とため息を


僕は抱きしめようと想うんだ...



生まれもった小賢しさは


今だけは誰かの為になる...


誰かを傷つける嘘が『真っ赤な嘘』なら


僕は『白い嘘』で


貴女の今を癒そうと想う...


お台場はやっと風が吹いてきてる...