山中先生がノーベル賞を受賞されました。
おめでたい話です。
数年前から受賞するだろうと言われていましたが、予想より早い受賞となりました。
共同受賞者のガードン教授のカエル胚を使ったリプログラミングの研究と
教授の年齢のタイミングのおかげ、ということもあるのでしょう。
表題のノーベル賞と特許ですが
知る人は知る関係があります。
ノーベル賞の設立には、アルフレッド・ノーベルの遺言による
というお話を聞いたことはある人はいると思います。
このアルフレッド・ノーベルが一財産を築き上げ
その後、ノーベル財団の運営費の基となったのが
特許料による収入です。
何の特許かと言いますと
爆破によく使用されている、ニトログリセリンの安定的使用方法である
ダイナマイトの製造方法についてです。
今では、よく(?)使われているダイナマイトも、こんなところに関係があったのでした。
財団は特許と関連していますが、
受賞者(受賞理由)と特許とも深い関係があったりします。
物理系の研究では、そのまま特許に!というのはなかなか見られませんが
野依先生が受賞された、不整合性の研究などに代表されるノーベル化学賞および
今年の山中先生に代表される医学生理学賞では、
受賞理由となった研究の多くは、何らかの形で特許化されています。
偉大な研究と、産業技術の進歩というのはいつの時代でも切り離せないものなのでしょう。
ということで、ノーベル賞と特許の話でした。
