自らも 危機に晒しつ 他を救う
至難ならずや 蜘蛛の糸・葱
カラマーゾフの兄弟といったら、兄弟関連で、テレビの「ボナンザ」のカートライト兄弟を連想します。それから連想して、一大スペクタクルが展開される小説かと思きや、宗教問題多々。
宗教書は、これまでさんざん読み、レポ日記もしてきました。なので、お腹一杯。物語の中にまで宗教問題が出るのは、かったるくって閉口しました。でも下巻ではどう展開するのか、当てにしないで楽しみとしましょう。
ところで物語の中に、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』そっくりのエピソードがありました。引用は長くなるので、かいつまんで書くとこうです。
意地の悪いお婆さんが死にました。サタンはお婆さんを火の湖に投げ込みました。お婆さんの守神は、お婆さんが畑から葱を抜いて来て乞食女にやったことがあると神に告げました。すると神は守神に、その葱をお婆さんにつかまらせて引き出せたら天国にやっても良い、と言います。守神は葱をお婆さんに差し出し、つかまらせ、引き出そうとします。ところがもうちょっとで引き出せそうになった時、他の餓鬼どもも葱につかまりだしました。お婆さんは、引いてもらっているのは私だよ、と言いつつその餓鬼どもを足蹴にします。その途端、葱が切れ、お婆さんは湖に落ち、燃え通すことになってしまいましたとさ。
『カラマーゾフの兄弟』は、1879年、文芸雑誌『ロシア報知』に連載が開始され、翌1880年、単行本として出版されました。一方『蜘蛛の糸』は、その約40年後の1918年、児童向文芸誌「赤い鳥」創刊号に発表されました。
時系列的には、蜘蛛の糸→葱、となりますが、芥川はこの物語を、「今昔物語」から採取し、その元の話はインド仏教説話集「カルマ」にあるそうです。葱のエピソードは、もちろん聖書由来でしょうね。両者の共通項は、意味深!
~~~~~~~21のジョグデータ~~~~~~~
1時間55分/玄関への通路脇をミニ菜園にすべく玉砂利等の除去
※立花君の長時間のNHK関連の質疑応答を、延長コードのヘッドホンで聞きながら作業しました。以前のロングロング延長コードは、継ぎ目を踏ん付けてだめにしてしまいました。音質・音量劣化が懸念されますが、延長コードは短めのを継ぎ足した方が、エコのようです。1本の高価なロングロング延長コードは、先端のプラグやジャックを傷めたら、一本丸ごとアウト。今のヘッドホンコードは、昔のとは違って、ドイト修理が極めて困難です。